美しい彫刻の八足門 | 出雲大社 - 神社ファン

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横綱

出雲大社

いずもたいしゃ

島根県出雲市大社町杵築東195番地

美しい彫刻の八足門

更新日:2025年7月2日

彫刻が素晴らしい八足門

出雲大社の御本殿を取り囲む瑞垣の入口には、八足門が設けられています。この門は1667年に建立されたと伝わる建築物で、2004年に国の重要文化財に指定されました。切妻造の建築様式で造られている三間一戸八脚門で、屋根は格式高い檜皮葺です。門の両側には塀が付属しています。
八足門をはじめ、楼門や廻廊、観祭楼などの建物は、もともと寛文度(1661年から1673年)に建てられたものでした。その後延享度(1744年から1748年)に行われた大造営の祭にこれらの建物は解体され、現在の場所に移築したと伝わります。
八足門
八足門の見どころのひとつに、蟇股などに施された「瑞獣」や「流水文」などの美しい彫刻類が挙げられます。日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎の作と伝わります。
また八足門から先については、参拝者は基本的に立ち入ることができませんが、正月三が日や神在祭の特別な期間のみ門内に入ることが出来ます。
八足門の彫刻

古代の御本殿の御柱跡

八足門手前の床にある、赤色の大きな円にもご注目ください。これは2000年に、八足門の前から発掘された古代の御本殿の御柱跡です。
八足門と古代の御本殿の御柱跡
約1.3メートルの杉の木を3本束ねた巨大な柱であり、その直径は約3メートルにも及びます。
他にも同じ構造の柱が2か所から発見されており、1248年に造営された御本殿を支えていたと考えられています。また柱の配置や構造が、出雲大社宮司家に伝わる「金輪御造営差図」の本殿図面と類似しているのも興味深い点のひとつです。描かれている内容が疑問視されてきましたが、今回の発掘により、かつての出雲大社御本殿は巨大であった可能性が極めて高くなりました。現在、発掘された御柱のひとつである宇豆柱は、島根県立古代歴史博物館で公開展示されています。
心御柱の模型
また神祜殿には、入口に置かれた心御柱の模型を始め、館内では出土した心御柱が展示されています。ご興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

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