鳥居・随神門・狛犬 | 八重垣神社 - 神社ファン

有名度

関脇

八重垣神社

やえがきじんじゃ

島根県松江市佐草町227

😞 🙁 😐 🙂 😄

鳥居・随神門・狛犬

更新日:2026年9月2日

境内の入口で出迎える随神と古い狛犬

八重垣神社の境内入口には木造の鳥居が立っています。鳥居をくぐった先に建つのが、神域への入口となる随神門です。
八重垣神社 鳥居
随神門は三間一戸の八脚門で、屋根は切妻造の銅板葺です。中央の1間が参拝者の通路となり、その左右には神域を守護する随神像が安置されています。武装した姿の随神が門を守り、その先には拝殿と本殿が鎮座しています。
八重垣神社 随神門
特徴的なのが随神像の向きです。一般的な随神門では、随神が境内の入口側を向き、訪れる参拝者を正面から見据えるように安置されていることが多くあります。一方、八重垣神社では左右の随神が門の内側で向かい合うように安置されています。
八重垣神社 随神像
この配置のため、鳥居側から随神門を眺めても随神像の正面は壁に隠れており、ほとんど姿を見ることができません。中央の通路まで進むと、左右に鎮座する随神が姿を現します。知らずに歩いているとそのまま通り過ぎてしまいやすいため、門をくぐる際には左右にも目を向けてみてください。
八重垣神社 随神門 斜め
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随神門の近くには、さらに一対の石造狛犬が鎮座しています。製作年代は明らかになっていませんが、松江市来待地区で産出する来待石(きまちいし)を用いて造られたものです。長い年月を経て風化した石肌と、現在広く知られる出雲狛犬とは異なる古風な姿が印象に残ります。
八重垣神社 石造狛犬 左
出雲地方では、来待石を使い、前脚を低く構えて腰を高く上げる躍動的な「出雲構え型」の狛犬が数多く造られました。しかし、八重垣神社の狛犬にはこうした典型的な特徴が見られません。八重垣神社の公式案内でも製作年代不詳の「傑作」と紹介され、出雲構え型とは異なる容姿であることが記されています。
八重垣神社 石造狛犬 右
来待石製の狛犬の中でも特に古いものと考えられていますが、製作年代や作者は分かっていません。また、松江市の資料では、随神門の木造狛犬と石造狛犬は造形上の違いが大きく、石造狛犬がこの木造狛犬の形式から直接発展したものとは考えにくいとされています。
八重垣神社 随神門の後ろと 石造狛犬
鳥居から随神門へ進み、木造と石造という異なる狛犬を見比べられるのも八重垣神社ならではの見どころです。特に石造狛犬は、後世に広まった出雲狛犬とは異なる古い造形を今に伝える存在として、ぜひ間近でその姿を見ておきたい狛犬です。

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