有名度
小結美保神社
みほじんじゃ
島根県松江市美保関町美保関608番地
御本殿・御祭神・ご利益
更新日:2026年7月14日
全国でも珍しい「美保造」の御本殿
美保神社の御本殿は、「美保造(みほづくり)」または「比翼大社造(ひよくたいしゃづくり)」と呼ばれる全国でも珍しい建築様式です。二棟の本殿を左右に並べ、その間を「装束の間(しょうぞくのま)」でつないだ独特の構造となっており、美保神社を代表する見どころの一つです。

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御祭神・ご利益
事代主神は、大国主神の第一の御子神で、「えびす様」として広く信仰されている神様です。国譲りの際には父・大国主神から重要な判断を委ねられた神としても知られています。一方の三穂津姫命は、大国主神の御后神であり、高皇産霊命の御姫神です。豊かな実りや家庭の繁栄をもたらす神として古くから崇敬され、美保神社では二柱が夫婦神としてともに祀られています。
三穂津姫命には五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、事代主神には海上安全、大漁満足、商売繁盛、学業などのご利益があると伝えられています。さらに二柱は歌舞音曲を司る神様としても信仰されており、音楽や芸能の上達を願う人々からも親しまれています。

全国の事代主系えびす信仰の総本宮
美保神社は、事代主神を主祭神とする古社です。事代主神は後世になると「えびす様」として広く信仰されるようになり、江戸時代以降にえびす信仰が全国へ広まる中で、美保神社は事代主系えびす信仰の総本宮として篤い崇敬を集めるようになりました。事代主神は、美保神社の飛地境内である沖ノ御前・地ノ御前で初めて魚釣りをしたと伝えられ、漁業の祖神としても知られています。そのため、水産業や海運業に携わる人々をはじめ、商売繁盛や海上安全を願う多くの参拝者が全国から訪れます。
全国でも珍しい美保造の御本殿は、美保神社の歴史や信仰を象徴する建築です。美しい社殿を眺めながら、二柱の御祭神と全国のえびす信仰の中心地ならではの歴史に思いを巡らせてみてください。
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