大鼕 | 美保神社 - 神社ファン

有名度

小結

美保神社

みほじんじゃ

島根県松江市美保関町美保関608番地

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大鼕

更新日:2026年7月14日

神事で受け継がれる巨大な太鼓

美保神社の回廊には、大きな太鼓「大鼕(おおどう)」が安置されています。毎朝行われる朝御饌祭をはじめ、古伝祭などの神事で現在も実際に使用されている神宝で、美保神社を代表する見どころの一つです。
美保神社 回廊にある大鼕
現在の大鼕は1858(安政5)年に製作されたもので、大きなケヤキをくり抜いて作られています。直径157.6cm、胴直径157.3cmにも及ぶ巨大な太鼓で、その迫力ある姿は回廊の中でもひときわ目を引きます。間近で見ると、その大きさに驚かされることでしょう。

鳥取藩から奉納された歴史ある太鼓

この大鼕は、もともと鳥取藩の登城報鼓として使用されていました。登城報鼓とは、藩士へ登城の合図を知らせるために打ち鳴らされた太鼓です。明治時代に鳥取藩から払い下げられ、美保神社へ奉納されたと伝えられています。
現在も神事で大切に受け継がれており、単なる展示品ではなく、美保神社の祭礼文化を支える神宝として活躍しています。長い歴史を持ちながら、今なお現役で使われている点も大きな特徴です。
美保神社 大鼕 全体
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歴史に名を残す人々が打った大鼕

大鼕は原則として神職以外が打つことはできません。しかし、1928(昭和3)年には皮の張り替え後の打ち初めとして、後に内閣総理大臣となる幣原喜重郎が太鼓を打ったと伝えられています。
さらに1987(昭和62)年には、皇太子時代の今上天皇陛下(徳仁天皇)も大鼕を打たれました。長い歴史の中で限られた人だけが打つことを許された太鼓であり、美保神社で大切に受け継がれてきたことがうかがえます。
美保神社 大鼕 正面
巨大な姿や歴史だけでなく、現在も神事で受け継がれている点も大鼕の大きな魅力です。美保神社を訪れた際は、回廊に安置された大鼕を間近で眺め、その迫力と長い歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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