御燈祭 | 熊野速玉大社 - 神社ファン

有名度

関脇

熊野速玉大社

くまのはやたまたいしゃ

和歌山県新宮市新宮1番地

御燈祭

更新日:2025年7月18日

春を呼ぶ祭り「御燈祭」

神倉神社では毎年2月6日の夜に御燈祭が行われます。熊野地方に春を呼ぶ祭りであり、その起源は古く、第30代敏達天皇の時代まで遡るそうです。もともとは旧暦の1月6日に行われていた修正会(しゅしょうえ)の火祭りだったと言われています。2016年には国の重要無形民俗文化財に指定された、歴史あるお祭りです。
御燈祭では、松明を持った「上り子」と呼ばれる男性たちが、神倉神社の急峻な石段を勇ましく駆け下りるそうです。地元の人はもちろん、県外の方や観光客の方でも上り子に参加することができます。有名人の方も時々参加されており、俳優の原田芳雄さんは、生前、毎年のように登っていたそうです。
また、残念ながらこの神事は女人禁制であるため、参加できるのは男性のみとなります。麓の沿道から神事の様子を拝観することは可能ですので、ぜひそちらからご覧ください。
御燈祭panpanzupan(wikipedia CC 表示 4.0)
祭り当日、上り子は白装束に白足袋、草鞋を履き、腰に荒縄をまとい手には松明を持ちます。食べ物も白以外は禁じられているそうです。
神倉山の山上には約2000人の上り子が集まり、御神火が起こされ,火は大松明に移されます。大松明はいったん山を下りますが、再び上ってくると上り子たちが一斉に分けあい、やがて辺り一面は火の海のようになるそうです。
御燈祭 炎が麓まで連なるpanpanzupan(wikipedia CC 表示 4.0)
鳥居に設けられた山門が開くと、上り子たちは松明を手に持ったまま一気に山を駆け下ります。炎が麓まで連なる姿は、まさに圧巻です。地元の民謡「新宮節」でも、その様子が「山は火の滝 下り竜」とうたわれています。
翌日は,御礼参りの日になります。神倉山の麓で大護摩供や火渡り,餅撒きなどが行われるそうです。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

熊野速玉大社の人気記事