源九郎稲荷神社/八兵衛大明神・稲荷神社 | 生國魂神社 - 神社ファン

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生國魂神社

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源九郎稲荷神社/八兵衛大明神・稲荷神社

更新日:2026年8月5日

芸道と商売繁盛の信仰を伝える源九郎稲荷神社・稲荷神社

源九郎稲荷神社と稲荷神社は、生國魂神社の境内に鎮座する摂社です。どちらも稲荷信仰を受け継ぐお社ですが、その由緒は大きく異なります。源九郎稲荷神社には奈良・吉野の伝承と大阪の芸能文化が息づき、稲荷神社には佐賀・祐徳稲荷神社の信仰が受け継がれています。異なる歴史を持つ二つの稲荷社を一度に参拝できることは、生國魂神社ならではの見どころです。

源九郎稲荷神社/八兵衛大明神

源九郎稲荷神社には、奈良・吉野に鎮座する源九郎稲荷神社の御分祠と伝えられる源九郎稲荷大明神がお祀りされています。吉野へ落ち延びた源義経を白狐が救ったことから「源九郎稲荷」の名が付いたという伝承が残り、古くから商売繁盛、五穀豊穣、歯痛封じのお稲荷さんとして広く信仰されてきました。
生國魂神社 源九郎稲荷神社 社殿
1999(平成11)年には、道頓堀中座の閉館に伴い、劇場の奈落に祀られていた八兵衛大明神が源九郎稲荷神社へ合祀されました。八兵衛大明神には、芝居好きの狸「芝右衛門」が侍の姿に化けて芝居見物に通ったという伝説が伝わっています。正体を見破られて命を落とした後、中座では客足が遠のきましたが、芝右衛門を「八兵衛大明神」として祀ると再び芝居小屋が繁盛したといわれ、以来、芸能の神として役者や芝居関係者から厚く信仰されるようになりました。大阪を代表する芝居小屋の歴史を今へ伝える、全国でも珍しいお社です。
生國魂神社 源九郎稲荷神社 本殿
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稲荷神社

一方、稲荷神社には、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社の御分霊である倉稲御魂神(うかのみたまのかみ)がお祀りされています。五穀豊穣、商売繁盛、除災招福のご利益で知られ、江戸時代には鍋島藩の蔵屋敷へ出入りする商家をはじめ、多くの人々の崇敬を集めました。現在も商売繁盛や事業繁栄を願う参拝者が絶えず、例祭は毎年3月最初の午の日に斎行されています。
生國魂神社 稲荷神社 社殿
源九郎稲荷神社には吉野の稲荷信仰と大阪の芝居文化が、稲荷神社には祐徳稲荷の篤い信仰が今も受け継がれています。商売繁盛や五穀豊穣に加え、芸道上達や歯痛封じなど、それぞれ異なるご神徳をいただけることも二つのお社の魅力です。生國魂神社を訪れた際には、由緒の異なる二つの稲荷社を巡り、それぞれの歴史と信仰に触れながら参拝してみてください。
生國魂神社 稲荷神社 本殿

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