二ノ峰(中社神蹟) | 伏見稲荷大社 - 神社ファン

有名度

横綱

伏見稲荷大社

ふしみいなりたいしゃ

京都府京都市伏見区深草藪之内町68

😞 🙁 😐 🙂 😄

二ノ峰(中社神蹟)

更新日:2026年7月18日

道を切り開く青木大神を祀る七神蹟

四ツ辻から右回りに稲荷山を巡ると、一ノ峰から約5分ほど下った場所に二ノ峰(中社神蹟)があります。二ノ峰も稲荷山に伝わる七神蹟(神様が降臨した場所)の一つであり、古くから信仰を集めてきた伏見稲荷大社の末社です。
二ノ峰(中社神蹟) 鳥居と社殿
一ノ峰から続く山道を下った先に静かに鎮座し、木々に囲まれた境内には稲荷山ならではの厳かな空気が漂います。一ノ峰に比べると参拝者も少なく、ゆっくりと手を合わせることができるため、落ち着いて参拝したい方にも人気があります。

御祭神・ご利益

二ノ峰は「中社神蹟(なかのやしろしんせき)」とも呼ばれ、御祭神は青木大神(あおきのおおかみ)です。
青木大神は伏見稲荷大社の御祭神五柱の一柱である佐田彦大神(さたひこのおおかみ)の別名とされ、道を開き、人々を正しい方向へ導く神として古くから信仰されています。また、道開きの神として広く知られる猿田彦大神と同一神と考えられることもあります。
そのため、新しい仕事や事業の開始、転職、入学、引っ越し、旅行の安全など、新たな一歩を踏み出す際に参拝する人が多く見られます。年の初めや人生の節目、大切な決断を前に、正しい道へ導かれるよう願って手を合わせる参拝者も少なくありません。
二ノ峰(中社神蹟) 社殿

社殿の見どころ

社殿の奥には白狐像と狛犬がそれぞれ鎮座しています。
伏見稲荷大社では神の使いである狐像が多く見られますが、二ノ峰では狛犬もあわせて配置されているのが特徴です。また、石碑の下には富士山の溶岩で造られた台座が置かれており、稲荷信仰と富士信仰とのつながりを感じさせる珍しい見どころとなっています。富士山の溶岩を神聖な台座として用いる例は多くなく、静かな境内でぜひ注目したいポイントです。
二ノ峰(中社神蹟)富士山の溶岩で作られた台座とお塚
スポンサーリンク

お塚

二ノ峰周辺には、中社神蹟を囲むように数多くのお塚が奉納されています。
大小さまざまなお塚や石碑には、人々の願いや感謝が込められ、長い年月をかけて現在の信仰景観が築かれてきました。千本鳥居周辺の華やかな雰囲気とは異なり、静かな森の中にお塚が点在する景色は、稲荷山本来の山岳信仰を色濃く感じられる空間となっています。
二ノ峰(中社神蹟)周辺のお塚

一ノ峰・三ノ峰とあわせて巡りたい神蹟

一ノ峰から二ノ峰までは徒歩約5分ほどです。道中には朱色の鳥居や数多くのお塚が続き、千本鳥居とはまた違った、稲荷山らしい静かで神秘的な雰囲気を楽しみながら歩くことができます。
一ノ峰から二ノ峰まで鳥居が連なる参道
途中には鳥居が連なる美しい参道が続き、山中とは思えない幻想的な景色が広がります。一ノ峰へ向かう参道とは異なる趣があり、写真撮影にも人気のスポットです。
さらに参道を進むと三ノ峰へと続き、多くの参拝者は一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰を順番に巡拝します。一ノ峰では商売繁盛や事業繁栄、二ノ峰では道開きや人生の節目、そして三ノ峰ではさらに異なる御神徳をいただきながら巡拝することで、稲荷山信仰の奥深さをより感じることができるでしょう。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

伏見稲荷大社の人気記事