根上がりの松 | 伏見稲荷大社 - 神社ファン

有名度

横綱

伏見稲荷大社

ふしみいなりたいしゃ

京都府京都市伏見区深草藪之内町68

😞 🙁 😐 🙂 😄

根上がりの松

更新日:2026年7月22日

二つのご利益が伝わる「根上がりの松」

根上がりの松は、奥社奉拝所から千本鳥居を抜け、稲荷山山頂へ向かう参道左手に鎮座しています。鳥居をくぐって石段を上った先にあり、周囲には小さな奉納鳥居が並ぶ祭壇も設けられています。千本鳥居を抜けた後に現れるため、気付かず通り過ぎてしまう人も多い、稲荷山の隠れたパワースポットです。
根上がりの松
現在の松はすでに枯れていますが、黒松の根が幾重にも地上へせり上がる独特の姿は今も残されており、古くから霊験あらたかな御神木として大切にされてきました。地面から約1メートル以上も根が盛り上がった姿は全国的にも珍しく、その力強い姿に思わず足を止める参拝者も少なくありません。
根上がりの松の根元

二つのご利益

根上がりの松には、古くから二つのご利益が伝えられています。
一つ目は「根(値)が上がるのを松(待つ)」という語呂合わせから、商売繁盛や株価上昇などのご利益です。商売人や事業を営む人をはじめ、多くの人が商売繁盛や事業発展を願って参拝しています。
もう一つは「膝松(ひざまつ)さん」と呼ばれる信仰です。せり上がった松の根が、人が膝をついて祈っている姿に見えることから名付けられたといわれています。古くから、松の根元をくぐったり、根を優しく撫でた後に自分の体の痛む部分を撫でると健康にご利益があるという言い伝えが残されています。
根上がりの松のくぐる場所
スポンサーリンク

岩と祭壇

根上がりの松の近くには岩があり、その前には風化した狐像が静かにまつられています。長い年月を感じさせる狐像は、稲荷山の歴史を今に伝える存在です。
風化しかけた狐像
また、祭壇には奉納された小さな石碑が数多く並び、人々の願いが積み重ねられています。千本鳥居の華やかな景観とは異なり、この場所には稲荷山の静かで厳かな空気が流れています。稲荷山を巡拝する際は、足を止めて根上がりの松や祭壇に込められた信仰にも触れてみると、伏見稲荷大社の奥深い魅力を感じることができるでしょう。
祭壇

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

伏見稲荷大社の人気記事