有名度
関脇石清水八幡宮
いわしみずはちまんぐう
京都府八幡市八幡高坊30
楼門
更新日:2026年7月16日
拝殿を兼ねる石清水八幡宮の国宝楼門
楼門は、本殿へ入るための正門であり、参拝者が本殿を拝礼する拝殿の役割も兼ねた石清水八幡宮を代表する建築です。一般的な神社では楼門は神域への入口となることが多いですが、石清水八幡宮では楼門そのものが参拝の場となる全国でも珍しい形式を採用しています。楼門と回廊は明治30年(1897年)に国の重要文化財に指定され、その後、平成28年(2016年)には本殿などとともに国宝へ指定されました。現在の楼門は寛永11年(1634年)、徳川家光の命によって再建されたもので、江戸時代初期の優れた神社建築を今に伝えています。

スポンサーリンク
楼門の彫刻と装飾
楼門には、細部まで趣向を凝らした数多くの彫刻や装飾が施されています。蟇股(かえるまた)には、八幡神の神使である阿吽一対の鳩が彫られており、狛犬のように神域を見守っています。鳩は石清水八幡宮を象徴する存在で、境内各所の建築や装飾にも用いられている大切な意匠です。鳩の錺金具の上には、龍と虎を表した欄間彫刻があります。本来、四神では東を青龍、西を白虎が守護するとされていますが、石清水八幡宮では東に虎、西に龍という珍しい配置になっています。

本殿へ参拝する際は、そのまま通り過ぎるだけでなく、美しい建築や精巧な彫刻にもぜひ注目してみてください。石清水八幡宮ならではの歴史や信仰、徳川家との深いゆかりを感じられる見どころとなっています。
この記事を0人の方がいいねといっています
スポンサーリンク
