摂社 石清水社 | 石清水八幡宮 - 神社ファン

有名度

関脇

石清水八幡宮

いわしみずはちまんぐう

京都府八幡市八幡高坊30

😞 🙁 😐 🙂 😄

摂社 石清水社

更新日:2026年7月15日

石清水八幡宮の名前の由来となった霊泉

二の鳥居から、大扉稲荷社がある影清塚の分岐を右へ進み、裏参道を歩いて泉坊・松花堂跡を過ぎると、石清水八幡宮の摂社「石清水社(いわしみずしゃ)」があります。男山から湧き出る霊泉を祀る古社で、石清水八幡宮の名前の由来となった場所として知られています。現在も心願成就の御利益がある神社として、多くの参拝者が訪れる石清水八幡宮屈指のパワースポットです。
石清水社 鳥居と井戸と社殿

石清水発祥の地

御祭神は天之御中主命です。石清水社の創建は、石清水八幡宮が男山へ遷座した貞観2年(860年)以前と伝えられ、この地では古くから男山から湧き出る霊泉そのものを神聖な存在として祀っていました。そのため、石清水社は石清水八幡宮本宮よりも古い歴史を持つ聖地とされ、現在まで大切に守り伝えられています。また、この周辺にはかつて「石清水寺」と呼ばれる山寺があったという伝承も残されています。
石清水社 社殿
境内から湧き出る霊泉「石清水」は、石清水八幡宮の社名の由来となったと伝えられています。現在では「石清水八幡宮」の名が広く知られていますが、その由来となった場所が、この石清水社です。古くから神聖な霊水として崇められ、参拝者はこの霊泉で心身を清めてから男山へ登拝したとも伝えられています。
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石清水発祥の霊水 社殿
この霊泉は、厳しい寒さでも凍ることがなく、日照りが続いても枯れない不思議な湧水として古くから信仰を集めてきました。天皇や将軍もこの霊水を本宮へ献供したと伝えられ、現在も石清水八幡宮本宮で執り行われる神事に欠かせない神水として用いられています。千年以上にわたり受け継がれてきた伝統を今も支える、石清水八幡宮を象徴する霊泉です。
石清水発祥の霊水
この社の敷地内から湧き出る水を「石清水」呼び、石清水八幡宮の名前の由来とされ、厳冬にも凍らず干ばつでも枯れない不思議な霊泉と言われています。この水は天皇や将軍が本社に献供してきたと伝えられ、現在も石清水八幡宮の本宮で行われる神事で使用されています。

京都府の指定文化財

石清水社の境内には、京都府指定文化財に指定された貴重な建造物が残されています。
社殿前に建つ石造神明鳥居は、寛永13年(1636年)に京都所司代・板倉重宗が寄進したもので、石清水八幡宮境内に現存する最古の鳥居とされています。簡素でありながら均整の取れた美しい姿を今に伝え、江戸時代初期の石造鳥居としても貴重な存在です。
文化財の石造神明鳥居
また、鳥居をくぐって右手に建つ17世紀初頭建立の本殿や、霊泉が湧き出る井戸を備えた神水舎も京都府指定文化財となっています。石造鳥居・本殿・神水舎が一体となって保存されていることで、古くから霊泉信仰が受け継がれてきた歴史を今に伝えています。
石清水社は、石清水八幡宮発祥の歴史に触れられるだけでなく、今なお湧き続ける霊泉や歴史ある文化財を間近で見学できる貴重な場所です。本宮とは異なる静寂に包まれた空間の中で、石清水八幡宮の原点ともいえる信仰の歴史を感じながら、ゆっくりと参拝したい見どころの一つです。

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