頓宮 | 石清水八幡宮 - 神社ファン

有名度

関脇

石清水八幡宮

いわしみずはちまんぐう

京都府八幡市八幡高坊30

😞 🙁 😐 🙂 😄

頓宮

更新日:2026年7月15日

勅祭「石清水祭」の舞台となる神聖な仮宮

石清水八幡宮の一ノ鳥居をくぐって表参道を進むと、男山の麓に「頓宮(とんぐう)」があります。頓宮は、毎年9月15日に行われる勅祭「石清水祭」で、本殿から御神霊が遷御される神聖な仮宮です。普段は静かな境内ですが、祭礼の日には多くの神事が執り行われる重要な場所となります。頓宮へは、風格ある北門をくぐって境内へ入ります。
頓宮の北門

頓宮

「頓宮」とは、神様が一時的に鎮まる仮宮を意味し、「頓宮殿」とも呼ばれています。石清水祭では、本殿から御神霊を奉安した神輿が男山を下り、この頓宮へ遷御されます。頓宮ではさまざまな神事が執り行われた後、御神霊は再び本殿へ還御されることから、石清水祭を支える重要な社殿となっています。
頓宮
現在の社殿は大正4年(1915年)に造営されたものです。もともとの頓宮は慶応4年(1868年)の鳥羽・伏見の戦いで焼失したため、一時は男山四十八坊の一つ「岩本坊」の神殿を移築して仮宮として使用していました。その後、現在の社殿が建立され、平成の大修造では屋根が銅板葺に改修されました。
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頓宮斎館

頓宮の左側に建つのが頓宮斎館です。この場所には、石清水八幡宮初代別当・安宗が元慶7年(883年)に建立した極楽寺がありました。極楽寺は男山山麓の中心寺院として栄えましたが、鳥羽・伏見の戦いで焼失しています。現在の頓宮斎館は、祭礼や神事を支える施設として利用されています。
頓宮斎館

南門

頓宮の南門は、もともと男山山上にある本社の南総門として建てられていた門で、昭和14年(1939年)に現在地へ移築されました。本社の歴史を今に伝える貴重な建造物で、頓宮の厳かな雰囲気をより一層引き立てています。
頓宮の南門

回廊

頓宮の周囲には回廊が巡らされ、落ち着いた雰囲気の境内を形づくっています。春には桜、秋には紅葉が回廊越しに美しく彩り、四季折々の景観を楽しめます。
頓宮の回廊
石清水祭の時期はもちろん、普段の参拝でも静かで趣のある空間をゆっくり散策できる見どころの一つです。
頓宮の回廊と桜

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