拝殿 (桐原殿) | 宇治神社 - 神社ファン

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宇治神社

うじじんじゃ

京都府宇治市宇治山田1

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拝殿 (桐原殿)

更新日:2026年8月7日

拝殿 (桐原殿)

参道を進むと、境内の中央に独立して建つ宇治神社の拝殿「桐原殿」が見えてきます。入母屋造、桁行3間、梁間3間、檜皮葺の建物で、正面には軒唐破風が設けられています。大きく緩やかな曲線を描く屋根と、前方へ張り出した唐破風が調和した、優美な外観が特徴です。
拝殿 (桐原殿)
現在の桐原殿は1815年(文化12年)に再建された建物です。江戸時代後期の神社建築の特徴を伝える貴重な社殿であり、2018年(平成30年)には京都府指定有形文化財に指定されました。壁で囲まれた一般的な拝殿とは異なり、柱間が開かれた開放的な造りとなっているため、京都の神社に見られる舞殿のような姿をしています。
桐原殿は、本殿に接して建つ一般的な拝殿とは異なり、本殿から離れた参道の途中に独立して建っています。桐原殿を過ぎると中門前の鳥居があり、鳥居をくぐって石段を上ると中門、その先に本殿が鎮座しています。参拝者は桐原殿から鳥居、石段、中門を順に進みながら、境内の奥にある本殿へ近づいていきます。
拝殿 (桐原殿) 横
「桐原殿」という名称は、宇治神社が鎮座する一帯に伝わる「桐原」の名にちなみます。『山城国風土記』逸文には、祭神である菟道稚郎子命の宮として「桐原日桁宮」が記されており、桐原という地名が宇治神社の祭神や由緒と深く結びついていることが分かります。拝殿に掲げられた桐原殿の名は、この地に伝わる古い歴史を今に受け継ぐものです。
また、桐原殿の内部には2匹のうさぎが置かれています。宇治神社では、祭神を正しい道へ導いたと伝えられる「見返りうさぎ」が神使として親しまれており、境内や授与品にもさまざまなうさぎの姿を見ることができます。桐原殿を訪れた際は、京都府指定有形文化財としての建築だけでなく、檜皮葺の屋根や軒唐破風、内部のうさぎにも注目したいところです。

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