有名度
関脇城南宮
じょうなんぐう
京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
芹川神社(唐渡天満宮)
更新日:2026年9月8日
渡唐天神の信仰を伝える「芹川神社(唐渡天満宮)」
城南宮の東西に延びる参道沿いに鎮座する芹川神社(せりかわじんじゃ)は、菅原道真公をお祀りする神社です。「唐渡天満宮(からわたりてんまんぐう)」とも呼ばれ、学業成就や留学成功のご利益があるとされています。芹川神社が伏見の地に勧請されたのは1111(天永2)年と伝えられています。かつては城南宮の南側にあった芹川の地に鎮座していましたが、大正時代の初めに現在地へ遷座しました。
幕末には京都や伏見の人々から石鳥居が寄進されたほか、数多くの和歌も奉納されました。現在の境内に残る石造物などからも、長く信仰を集めてきた歴史をうかがうことができます。

「唐渡天満宮」と呼ばれる理由
芹川神社の社号標には「唐渡天満宮」と刻まれています。この名称は、中世に広まった「渡唐天神(ととうてんじん)」の信仰に由来します。渡唐天神とは、天神として信仰される菅原道真公が中国へ渡り、禅僧から教えを受けたという伝承に基づくものです。鎌倉時代以降、禅宗の僧侶を中心に信仰が広まり、道真公を中国風の衣装をまとった姿で表した「渡唐天神像」も数多く描かれました。
芹川神社では、こうした渡唐天神の信仰を背景に「唐渡天満宮」の名が伝えられています。学問の神として広く知られる菅原道真公を祀るだけでなく、中国へ渡って学んだという伝承と結びついていることから、学業成就に加えて「留学成功」のご利益が掲げられているのも特徴です。

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