御香水と水占い | 御香宮神社 - 神社ファン

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御香宮神社

ごこうのみやじんじゃ

京都府京都市伏見区御香宮門前町174

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御香水と水占い

更新日:2026年8月6日

御香宮神社の名前の由来となった名水

御香宮神社を訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、本殿の向かって左側に湧く「御香水」です。御香宮神社を代表する見どころであり、社名の由来にもなった霊泉として千年以上にわたり大切に守られてきました。
貞観4年(862)、境内から香り高い清水が湧き出したことが始まりと伝えられています。その水は不思議な芳香を放ち、飲んだ人々の病が快方へ向かったことから評判となり、清和天皇より「御香宮」の名を賜りました。これが現在の社名の由来です。
ろ過されていない御香水
古くから病気平癒の霊水として信仰され、御香水にはさまざまな伝承も残されています。その一つが、瀕死の猿回しを猿が御香水まで連れて行き、水を飲ませたところ元気を取り戻したという逸話です。真偽は定かではありませんが、人々が御香水へ寄せてきた厚い信仰を今に伝えています。

名水百選にも選ばれた伏見の名水

御香水は明治時代以降に一度枯れてしまいましたが、1982年に地下約150mからくみ上げる形で復活しました。そして1985年には環境省の「名水百選」に選定され、現在では伏見七名水を代表する名水として「石井の御香水」の名でも広く知られています
御香水
現在も自由に水をくむことができ、ペットボトルや水筒を持参して訪れる地元の人々の姿が絶えません。参拝客だけでなく、日常的に生活用水として親しまれていることからも、地域に深く根付いた名水であることが分かります。
御香水は生水のため、持ち帰った後は早めに飲むことが推奨されています。また、一度に持ち帰れる量は6リットルまでと定められています。水をくむ際は譲り合いながら利用しましょう。
御香水の石碑
本殿の向かって右側には「御香水」と刻まれた石碑も建てられています。左側の御香水とあわせて見学すると、御香宮神社が古くから「水の神社」として親しまれてきた歴史をより深く感じられます。
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御香水で占う水みくじ

御香宮神社でもう一つ人気を集めているのが、御香水を使った「水占い(水みくじ)」です。
授与所で受けたおみくじを御香水へ静かに浸すと、それまで真っ白だった紙に文字がゆっくりと浮かび上がります。健康運、恋愛運、金運などの運勢が現れ、水によって神様からの言葉を授かるという御香宮神社ならではのおみくじです。
水みくじには「色」という珍しい項目があります。これは桃山文化を代表する極彩色の社殿にちなむ御香宮神社独自の工夫とされ、他の神社ではあまり見られない特徴です。
水占い(水みくじ)
さらに、おみくじには神功皇后が鮎釣りをする姿が描かれています。伝説では、神功皇后は出陣前に「鮎が釣れれば戦に勝つ」と占い、見事に鮎を釣り上げたことから勝利を確信したと伝えられています。「鮎」の字が「魚」と「占」から成り立つとされる由来も、この伝説に結び付けられています。
御香水は千年以上にわたり人々の信仰を集めてきた霊泉であり、水みくじはその神聖な水を使って御祭神・神功皇后からの導きをいただく御香宮神社ならではの授与品です。名水百選にも選ばれた御香水を味わい、静かに水みくじへ文字が浮かび上がる瞬間を体験すれば、御香宮神社ならではの信仰と歴史をより身近に感じられるでしょう。

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