有名度
前頭上位御香宮神社
ごこうのみやじんじゃ
京都府京都市伏見区御香宮門前町174
割拝殿
更新日:2026年8月6日
府指定有形文化財の割拝殿
御香宮神社の割拝殿は、1625年(寛永2年)に初代紀州藩主・徳川頼宣によって寄進された建物です。桁行七間、梁間三間、入母屋造、本瓦葺の割拝殿で、建物の中央を参道が通り抜ける全国的にも珍しい形式を採用しています。参拝者は建物をくぐって本殿へ向かうことになり、社殿と参道が一体となった開放感のある空間が生み出されています。その優れた建築意匠から京都府指定有形文化財に指定されており、御香宮神社を代表する文化財の一つです。
龍門の滝を表現した彫刻
割拝殿正面の軒唐破風には、御香宮神社を代表する見事な彫刻が施されています。右側には激流を力強く登る「鯉の滝登り」、左側には中国の伝説に登場する琴高仙人(きんこうせんにん)が鯉にまたがり滝を昇る姿が彫られています。向かい合う二つの彫刻は、中国の故事「登竜門」を思わせる構成となっており、困難を乗り越えて成功へ至る姿が力強く表現されています。立身出世や飛躍を象徴する縁起の良い意匠として、多くの参拝者の目を引きます。
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動物たちを探してみよう
割拝殿の魅力は正面だけではありません。柱と柱の間に設けられた蟇股には、それぞれ異なる動物が彫刻されており、一つとして同じ意匠はありません。さらに木鼻や組物、欄間などにもさまざまな生き物や植物の装飾が施され、細部まで職人の高い技術を見ることができます。少し離れて社殿全体の華やかさを楽しんだ後、近づいて彫刻一つひとつを見比べると、新たな発見があるでしょう。家族や友人と「お気に入りの動物」を探しながら見学するのもおすすめです。
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