表門(伏見城大手門) | 御香宮神社 - 神社ファン

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御香宮神社

ごこうのみやじんじゃ

京都府伏見区御香宮門前町174

表門(伏見城大手門)

更新日:2025年6月3日

大鳥居

御香宮は京阪伏見桃山駅と近鉄桃山御陵前駅を通る大手筋通り沿いにあります。大手筋通り沿いには御香宮の大鳥居があります。表門は大鳥居をこえて約90m先の左側にあります。2021年の12月に塗替工事が行われました。
大鳥居

表門

神社の入り口とは思えないほどに大きくて風格のある表門は、伏見城から移築されたものです。
表門と社号標
現存する伏見城の遺構はとても少ないため、大変貴重な建造物であるとなっています。こちらの門は、伏見城で生まれた徳川頼房(水戸黄門の父)によって1622年に寄進され、国の重要文化財にも指定されています。
表門

二十四考

表門の一番の見どころとなるのは、門の正面にある中国二十四孝の物語を彫った「蟇股(かえるまた)」です。4つの彫刻はいずれも胡粉の白が残っていて、もともとは彩色されていた作品だったとも言われています。
表門の4つの二十四考
「二十四孝」は、中国において後世の範として、孝行が特に優れた人物24人を取り上げた書物です。向かって右から、楊香、敦巨、唐夫人、孟子の彫刻になります。
二十四孝の話を簡単に紹介します。
二十四考 楊香
楊香は父と山に行った時に虎と出会い食べられそうになるところ、楊香は神に私だけを食べて父を助けてくれと願ったら、虎は逃げて自分も父助かりました。
郭巨は母と妻を養っているが大変貧しい状況でした。妻に子が生まれ生活がより大変になり、母は孫のために自分の食事を分け与えていました。郭巨は、子供はまた授かることはできるが、母は二度と授かることはできないので、子を埋めて母を養うことを決心しました。涙を流しながら地面を掘ると黄金の釜が出てきて、子を殺さずに家族を養うことができました。
唐夫人は姑に歯が無いので乳を与え、髪を梳いて尽くしていました。姑は先が長くないことを悟り、一族を集めて「唐夫人の恩に報いたいが私はもうすぐ死ぬ。唐夫人のような孝行を真似するなら、必ず将来繁栄するだろう」といいました。姑に孝行なのは珍しく皆褒めたたえたといいます。
孟子(孟宗)は病気になった年老いた母を養っていました。ある日、母が冬に筍が食べたいといったので、孟子は探しに出ました。冬に筍があるはずがないのですが、天に祈りながら雪の竹林を掘ってみると土の中から筍がたくさん出てきました。母に筍を与えると病気も治り天寿を全うしました。
「ただの門」と思って通り過ぎてしまいがちですが、歴史とオリジナリティ溢れる門ですので見逃さないようにしましょう
二十四考 敦巨

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