表門(伏見城大手門) | 御香宮神社 - 神社ファン

有名度

前頭上位

御香宮神社

ごこうのみやじんじゃ

京都府京都市伏見区御香宮門前町174

😞 🙁 😐 🙂 😄

表門(伏見城大手門)

更新日:2026年8月6日

大鳥居

御香宮神社は、京阪伏見桃山駅と近鉄桃山御陵前駅を結ぶ大手筋通り沿いに鎮座しています。大手筋通りには高さのある大鳥居が建ち、その約90m先の左手に表門があります。2021年12月には塗り替え工事が行われ、現在は鮮やかな姿で参拝者を迎えています。
大鳥居

表門

御香宮神社の表門は、元和8年(1622)に初代水戸藩主・徳川頼房が伏見城の大手門を拝領して寄進したと伝わる建造物です。三間一戸、切妻造、本瓦葺の薬医門で、現存する伏見城ゆかりの建築として知られ、国の重要文化財に指定されています。
表門と社号標
約400年前に建立された門は、太い柱や梁を大胆に組み上げた雄大な木組みと、城門ならではの重厚な構えが大きな特徴です。一般的な神社の山門とは異なる武家建築らしい威厳があり、御香宮神社の歴史を象徴する建造物となっています。正面だけでなく左右から眺めると、柱や梁の力強い構造や美しい屋根の反りをより間近に見ることができ、桃山時代から江戸初期にかけての高度な建築技術を感じられます。
表門
スポンサーリンク

二十四考

表門最大の見どころは、正面の蟇股(かえるまた)に彫られた中国の『二十四孝』を題材とした4つの彫刻です。蟇股とは梁を支える部材で、建物を支えるだけでなく美しい装飾を施す役割も担っています。現在も胡粉の白が残っており、建立当初は極彩色で彩られていたと考えられています。
表門の4つの二十四考
山時代の優れた建築装飾を今に伝えており、人物の表情や衣装、細部まで丁寧に彫り込まれた意匠からは当時の高い彫刻技術をうかがうことができます。
二十四考 敦巨
門全体の壮大さに目を奪われがちですが、近づいて蟇股や木組み、屋根の造りまでじっくり観察すると、その魅力をより深く味わえます。伏見城ゆかりの歴史、国重要文化財としての価値、そして約400年前の宮大工たちが残した建築美を一度に楽しめる、御香宮神社を代表する見どころです。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

御香宮神社の人気記事