宝物館 | 豊国神社 - 神社ファン

有名度

関脇

豊国神社

とよくにじんじゃ

京都府京都市東山区大和大路正面茶屋町530

宝物館

更新日:2025年5月16日

秀吉ゆかりのお宝が並ぶ宝物館

豊国神社の南東の端に宝物館はあります。
宝物館入口
桃山風の唐破風のある屋根が特徴で、1925年(大正14年)に開館しました。収蔵品は豊臣秀吉の遺宝が中心です。
宝物館
宝物館に入ると正面に鉄燈籠があります。
1588年(慶長三年)の8月18日に豊臣秀吉が亡くなり、翌年の命日にこの燈籠が豊国廟に奉納されましたが、1615年(元和元年)豊国廟が廃止された後は妙法院に移築され、1875年(明治8年)豊国神社が再興された後、秀吉の三回忌に豊国神社に奉納されました。
高さは約3メートルある大きなもので、南蛮鉄で作られていて、迫力あるこの燈籠です。灯りを入れる部分には月や鳥の模様の透かし彫りがされ、支柱に絡みつくように刻まれた雲と龍の文様から、この燈籠は「雲龍燈籠(うんりゅうとうろう)」とも呼ばれています。ト書きには、「奉寄進鉄燈籠慶長五庚子年八月十八日天下一釜大工与二郎實久鋳之」と書かれています。
この燈籠の作者は、豊臣秀吉の釜師として著名な辻与二郎です鉄燈籠に名前が入るのは珍しいですが、千利休の茶釜も手がけた人物で、秀吉からも認められて「天下一」の称号まで得た彼だからこそと言われています。
1973年(昭和48年)6月、近世金工史上代表的遺例として重要文化財に指定されています。
鉄燈籠
他にも人気なのが重要文化財に指定されている『豊国祭礼図屏風』で、豊臣秀吉の7回忌、1604年(慶長9年)に豊国神社で行われた大祭礼の様子や、奈良の大仏をしのぐ大仏殿があったことも描かれている傑作です。
豊国祭礼図屏風
この他、同じく重要文化財の秀吉が生前使っていたとされる「桐鳳凰紋蒔絵唐櫃(きりほうおうもんまきえからびつ)」です。もう一つは、同じく重要文化財の「薙刀直シ刀 無銘 吉光 骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」という天下の名刀です。「斬る真似をしただけで相手の骨を砕いた」という言い伝えからこの名前がつけられています。鎌倉時代の作とされ、豊臣秀吉、足利尊氏、大友宗麟、豊臣秀吉、徳川将軍家そして最後に豊国神社に奉納されたものです。それ以外には珍品では豊臣秀吉公の御歯などがあります。
薙刀直シ刀 無銘 吉光 骨喰藤四郎
常時豊臣家にまつわる貴重な品々が常時80点展示され、500円という価格ながら、見ごたえのある宝物館です。

【開館時間】9:00~17:00
【定休日】無休
【入館料】一般500円
宝物館チケット

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