豊臣秀吉像 | 豊国神社 - 神社ファン

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関脇

豊国神社

とよくにじんじゃ

京都府京都市東山区大和大路正面茶屋町530

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豊臣秀吉像

更新日:2026年7月13日

令和元年に復活した秀吉像

大鳥居から参道を進み、国宝・唐門の手前左側には、柵に囲まれた豊臣秀吉像があります。
この秀吉像は太平洋戦争中に制作された陶製の像で、像の高さは約1.1メートル、台座を含めると約2.9メートルあります。しかし、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災によって台座が大きく損傷したため、像のみを修復し、その後約24年間にわたり蔵で大切に保管されていました。
2019年(令和元年)5月1日の天皇陛下の即位にあわせて再び公開されることとなり、近くの豊国廟にあった台座を利用して現在の姿となりました。長い年月を経て再び参拝者の前に姿を現した秀吉像は、豊國神社の歴史を今に伝える存在として、多くの参拝者を迎えています。
秀吉像
陶器で作られた秀吉像は、全国に多く見られる青銅製の像とは異なる、やわらかな質感が特徴です。黄褐色のやさしい色合いは陶製ならではの温かみがあり、表情や衣装の細部まで丁寧に表現された造形からは、天下人となった豊臣秀吉の威厳を感じることができます。背後に国宝・唐門を望む構図は豊國神社を代表する撮影スポットとして親しまれています。
秀吉像は台座を含めると目線よりも高く、近くで見上げると堂々とした姿を楽しむことができます。参道沿いに設置されているため、参拝の行き帰りにも立ち寄りやすく、豊臣秀吉を祀る豊國神社を象徴する見どころの一つとなっています。
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初春に咲く蜂須賀桜

秀吉像の後ろには「蜂須賀桜」が植えられています。蜂須賀桜は、徳島城に伝わる桜をもとに育成されたカンザクラの一種で、一重の濃いピンク色の花を咲かせる早咲きの桜です。例年2月中旬から3月中旬頃に見頃を迎え、境内に一足早い春の訪れを知らせます。
この桜は、豊臣秀吉に仕え、中国・四国征伐などで活躍した蜂須賀小六正勝ゆかりの縁から、「蜂須賀桜と武家屋敷の会」によって豊國神社へ植樹されました。秀吉像の背後に咲く蜂須賀桜と、その奥に国宝・唐門が重なる景色は、春ならではの美しい撮影スポットとなっています。
蜂須賀桜と秀吉像
蜂須賀桜はソメイヨシノよりも早く開花するため、京都市内でも一足早く春を感じられる桜として親しまれています。濃いピンク色の花と歴史ある社殿が織りなす景観は、春の豊國神社ならではの魅力です。
また、境内にはソメイヨシノも植えられており、例年は蜂須賀桜に続いて開花します。そのため、豊國神社では2月中旬頃から4月初旬頃まで、それぞれ趣の異なる桜を楽しむことができます。春に参拝する際は、秀吉像や国宝・唐門とあわせて桜を眺めながら境内を巡ることで、豊國神社ならではの歴史と季節の風景をより深く味わうことができます。

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