有名度
横綱八坂神社
やさかじんじゃ
京都府京都市東山区祇園町北側625
西楼門
更新日:2026年7月11日
八坂神社のシンボルとして親しまれる西楼
四条通に面して建つ西楼門は、八坂神社を象徴する門です。鮮やかな朱色の楼門は京都・祇園を代表する景観として知られ、多くの観光客が最初に目にする八坂神社のシンボルとなっています。昼夜を問わず写真撮影を楽しむ人が多く、八坂神社屈指のフォトスポットです。
創建年代は明らかではありませんが、現在の楼門は応仁の乱で焼失した後、1497年(明応6年)に再建されたものです。
室町時代から受け継がれる美しい楼門
西楼門は高さ約9メートル、幅約8メートルの二階建て三間一戸の楼門で、鮮やかな朱塗りが印象的です。かつては「夜叉門」や、その独特な形から「籠門」とも呼ばれていました。屋根は切妻造で、創建当初は檜皮葺でしたが、永禄年間(1558~1570年)に瓦葺へ改められています。

その歴史的価値が認められ、1911年(明治44年)には国の重要文化財に指定されています。

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神域を守る随身像
楼門内部には、向かって右に阿形の老相、左に吽形の青年相の随身像が安置されています。随身は平安時代に貴族を護衛した武官であり、神社では神域を守護する役割を担います。寺院の仁王像に相当する存在で、邪悪なものが境内へ入るのを防ぐ守護神として信仰されています。
現在の随身像は1774年(安永3年)に制作された木造で、七条仏所の流れをくむ仏師・康音、康伝、康朝の親子三代によって造られたと伝えられています。

八坂神社七不思議「蜘蛛の巣が張らない門」
西楼門には、八坂神社七不思議の一つとして「一度も蜘蛛の巣が張らない」という言い伝えがあります。その理由は、楼門の屋根から雨垂れが落ちない構造であるためともいわれ、長年にわたり雨垂れの跡も付かないと伝えられています。
真偽は定かではありませんが、古くから語り継がれてきた八坂神社ならではの不思議な伝承の一つです。

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