末社 北向蛭子社 | 八坂神社 - 神社ファン

有名度

横綱

八坂神社

やさかじんじゃ

京都府東山区祇園町北側625

末社 北向蛭子社

更新日:2025年5月15日

祇園えべっさんで賑わうえびす神社

本殿の南西、社務所の隣に北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)はあります。
「北向」という名前の由来は、神社には珍しく北向きに社殿が建てられているためです。記録によると中古以来「西楼門内、北向きに立つ」とあるので、昔から現在の位置に祀られているようです。北向蛭子社は八坂神社の末社の一つです。創建は江戸時代前期の1646年(正保3年)です。
北向蛭子社の鳥居と社殿
社殿の建築様式は、流造(ながれづくり)、桁行三間・梁間三間、左右両側面および背面庇付、屋根はこけら葺です。流造は屋根の前が長く延びた形式です。流造では上賀茂神社と下鴨神社が有名です。こけら葺は板葺の一種で法隆寺の五重塔の屋根にも用いられています。
社殿は1911年(明治44年)の4月に、国の重要文化財に指定されています。
北向蛭子社の扁額

御祭神・ご利益

ご祭神は、事代主神(ことしろぬしのみこと)を祀っています。事代主神は別名「えべっさん」と言われています。事代主神は八坂神社の祭神・素戔嗚尊の孫であり、大国主の子です。ご利益は商売繁昌です。
北向蛭子社の狛犬の横には御祭神であるふれあいえびす像があります。ご祭神の事代主神は、えべっさんと呼ばれていることから、「祇園のえべっさん」とこの銅像は呼ばれています。この銅像は2005年(平成17年)に祇園商店街組合により奉納されました。満面の笑顔と右に竹の釣り竿、左には鯛を抱える定番スタイルで、商売繁盛の神様として地元から愛されています。特にお正月の初えびすの時は特に賑わいます。
ふれあいえびす像

えびす信仰の原点

毎年1月9.10日にはお正月の初えびすに合わせた祇園えべっさん、10月20日には例祭が行われます。初えびすに合わせて1月9.10日には福笹が授与されるため賑わいます。1月9日は宵えびすで、七福神を乗せた「えびす船」が、八坂神社石段下から四条烏丸間を往復します。
八坂神社では八坂神社の氏子が今宮に移り住んだとき、この北向蛭子社を分祀しお祀りしたのが、「商売繁昌で笹もってこい!」のえびす信仰で有名な今宮戎神社であるとしています。その縁起から、双方の神社は交流を続けて、今宮戎神社で十日戎に先立って行われる1月8日の献茶祭では、八坂神社の御神水が奉納され、今宮戎神社からは毎年、祇園祭には幣帛を捧げ、大晦日には鯛を奉納しているそうです。
御朱印は、八坂神社の本殿横の授与所にて、書置きの物を頂くことが可能です。
北向蛭子社 社殿

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