末社 日吉社と夜啼石 | 八坂神社 - 神社ファン

有名度

横綱

八坂神社

やさかじんじゃ

京都府京都市東山区祇園町北側625

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末社 日吉社と夜啼石

更新日:2026年7月12日

八坂神社の鬼門を守る日吉社

本殿の北東、美御前社の北側に鎮座するのが日吉社(ひよししゃ)です。八坂神社の末社の一つで、境内の鬼門(北東)に位置することから、古くから厄除けや方位除けを司るお社として信仰されています。
創建年代は明らかではありませんが、現在の社殿は19世紀中頃に建立されたと考えられています。社殿は一間社流造で、左右両側面と背面に庇を備え、屋根は銅板葺となっています。その歴史的・建築的価値が評価され、2020年(令和2年)12月には国の重要文化財に指定されました。
御祭神は、滋賀県の日吉大社から勧請された大山咋神(おおやまくいのかみ)と、大物主神(おおものぬしのかみ)の二柱です。大山咋神は山の地主神として農耕や産業を守る神、大物主神は蛇神・雷神としても信仰され、古くから人々の暮らしを守る神として崇敬されてきました。
日吉社 社殿
日吉社が鬼門に鎮座していることにも意味があります。古くから北東は災いが入り込む方角と考えられ、「鬼門」と呼ばれてきました。そのため日吉社は、八坂神社の鬼門を守護する重要なお社として祀られ、現在も厄除けや方位除けを願う参拝者が多く訪れています。
例祭は毎年4月の初申の日に行われる「日吉祭」です。年によって日程は変わりますが、古くから続く祭礼として地域の人々に親しまれています。

八坂神社七不思議「夜啼石」

日吉社の社殿前、本殿に向かって右側の木の根元には、「夜啼石(よなきいし)」と呼ばれる石があります。現在は周囲の大木が伐採されていますが、かつては大きな木の根元にひっそりと置かれていました。
夜啼石
夜啼石は八坂神社七不思議の一つとして知られ、一見するとどこにでもある普通の石です。しかし、夜になると石がすすり泣くような音を立てると古くから語り継がれています。その理由は現在も分かっておらず、不思議な伝承として今も八坂神社に残されています
八坂神社には龍穴や龍吼をはじめ、さまざまな七不思議が伝えられていますが、夜啼石もその一つです。鬼門を守る日吉社とあわせて訪れることで、八坂神社に息づく神秘的な伝承に触れることができるでしょう。

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