摂社 悪王子社 | 八坂神社 - 神社ファン

有名度

横綱

八坂神社

やさかじんじゃ

京都府京都市東山区祇園町北側625

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摂社 悪王子社

更新日:2026年7月11日

素戔嗚尊の荒御魂を祀る八坂神社の摂社

本殿の東南、大神宮社の北側に鎮座するのが悪王子社(あくおうじしゃ)です。八坂神社の摂社の一つで、主祭神・素戔嗚尊の荒御魂(あらみたま)を祀っています。「悪王子」という強烈な名前から驚く参拝者も少なくありませんが、悪い神様を祀る神社ではありません。
悪王子社の鳥居と社殿
悪王子社の創建は974年(天延2年)にさかのぼります。東洞院に住んでいた秦助正が夢の中で素戔嗚尊のお告げを受け、自らの邸宅を御旅所として寄進したことが始まりと伝えられています。その一角に悪王子社が創建され、豊臣秀吉の都市整備によって四条京極、さらに悪王子町へ移されました。そして1877年(明治10年)、現在の八坂神社境内へ遷座され、今日まで大切に祀られています。社殿は国の重要文化財に指定されています。

「悪」は勇猛さを意味する

悪王子社という名前は、初めて目にすると「悪い」という意味を連想してしまいます。しかし、ここでいう「悪」は悪事や邪悪を意味するものではなく、「強い」「勇ましい」「勢いがある」という意味で用いられています。
御祭神である素戔嗚尊は、ヤマタノオロチを退治した勇敢な神として知られています。その力強い御神徳を表す称号として「悪王子」の名が伝えられたともいわれています。現在でも、その珍しい社名から八坂神社の中でも特に印象に残るお社の一つとなっています。
悪王子社 社殿

荒御魂とは

悪王子社に祀られているのは、素戔嗚尊の荒御魂です。
日本の神道では、一柱の神様には複数の御魂があると考えられています。その中でも、穏やかで人々を見守る働きを「和御魂(にぎみたま)」、勇敢で力強く、困難を切り開く働きを「荒御魂(あらみたま)」と呼びます。
悪王子社は、その力強い御神徳をお祀りすることから、諸願成就や厄除け、災難除けのご利益で広く信仰されています。人生の節目や困難を乗り越えたいと願う人が多く参拝するお社です。
例祭は毎年6月15日に執り行われます。また、御朱印は八坂神社本殿横の授与所で書き置きを受けることができます。

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