摂社 三井神社 | 下鴨神社(賀茂御祖神社) - 神社ファン

有名度

大関

下鴨神社(賀茂御祖神社)

しもがもじんじゃ(かもみおやじんじゃ)

京都府京都市左京区下鴨泉川町59

😞 🙁 😐 🙂 😄

摂社 三井神社

更新日:2026年8月2日

歴史ある下鴨神社最古級の摂社

三井神社は下鴨神社の摂社です。河合神社の近くにある三井社(三塚社)とは別の神社で、下鴨神社の境内に鎮座する摂社の中でも特に古い歴史を持つことで知られています。
この三井神社は、『山城国風土記』逸文に記される蓼倉里三身社(たでくらのさとみみのやしろ)にあたると考えられています。蓼倉里とは、現在の下鴨神社一帯が古く蓼倉郷と呼ばれていたことに由来するとされ、この地域の古い信仰を今に伝える神社です。また、『延喜式神名帳』に名神大社として記載された山城国の「三井神社」も、この神社を指すと考えられています。現在は下鴨神社の摂社となっていますが、その起源は本殿より古いともいわれ、古代から賀茂氏ゆかりの重要な神社として崇敬されてきました。
三井神社 神門

祭神と本殿

神社名の由来となった「三身社」の名のとおり、三井神社では三柱の神をまつっています。中社には賀茂建角身命、東社にはその妃神である伊賀古夜媛命、西社には二柱の御子神である玉依媛命が鎮座しています。賀茂建角身命と玉依媛命は下鴨神社本殿の御祭神でもあり、三井神社は賀茂氏の祖神とその一族をまつる神社として、下鴨神社と深い関わりを持っています。
三井神社 本殿
本殿は一間社流造、檜皮葺、拝殿は桁行二間・梁間一間の入母屋造、檜皮葺です。現在の社殿は1629年(寛永6年)の式年遷宮で造り替えられたもので、本殿と拝殿はいずれも国の重要文化財に指定されています。落ち着いた佇まいの社殿は華美な装飾こそありませんが、長い歴史を受け継いできた摂社ならではの風格を感じさせます。

末社

境内には末社として白鬚社、小杜社、諏訪社の三社が並んで鎮座しています。白鬚社には大伊乃伎命(猿田彦神)、小杜社には水分神、諏訪社には建御方神がまつられ、いずれの社殿も1629年(寛永6年)の式年遷宮で造営されたもので、三井神社本殿とともに国の重要文化財に指定されています。本殿だけでなく三つの末社も一体となって歴史ある景観をつくり出しており、下鴨神社の古い信仰と建築文化を今に伝える貴重な見どころとなっています。
三井神社 末社(白鬚社・小杜社・諏訪社)

この記事を1人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

下鴨神社(賀茂御祖神社)の人気記事