鏡絵馬 | 下鴨神社(賀茂御祖神社) - 神社ファン

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大関

下鴨神社(賀茂御祖神社)

しもがもじんじゃ(かもみおやじんじゃ)

京都府京都市左京区下鴨泉川町59

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鏡絵馬

更新日:2026年8月2日

理想の自分に化粧を施す河合神社の美麗祈願

河合神社を代表する美麗祈願が、手鏡の形をした「鏡絵馬」です。御祭神の玉依姫命は、玉のように美しい神であったと伝えられることから、美麗の神、女性守護の神として信仰されています。鏡絵馬は、外見だけでなく内面も磨き、美しくありたいという願いを託す河合神社ならではの絵馬です。
鏡絵馬
鏡絵馬には、目や鼻、口など顔を表す模様があらかじめ描かれています。何もない顔を一から描くのではなく、その顔を自分自身に見立て、普段使っている口紅やアイシャドウ、チークなどで理想の姿へと化粧を施します。化粧品を持参していない場合は、境内の「鏡絵馬お化粧室」に用意された色鉛筆やマジックなどを使うこともできます。
お化粧室
普段の自分に近い化粧をする人もいれば、なりたい姿を思い浮かべながら、いつもとは異なる色や表情に仕上げる人もいます。髪型を描き足したり、目元や口元の印象を整えたりできるため、完成した鏡絵馬は一枚ごとに表情が異なります。自分の顔と向き合い、理想の美しさを形にしていく時間そのものが、鏡絵馬ならではの祈願体験です。
化粧を終えたら、裏面に願い事と名前を記します。表面に理想の姿を表し、裏面に心に抱く願いを書くことで、外見と内面の両方を鏡絵馬に託します。その後、本殿前にある鏡へ自分の姿を映し、美しくなれるよう玉依姫命に祈願してから奉納します。
鏡絵馬の絵馬所
本殿前の奉納所には、参拝者が化粧を施した鏡絵馬が数多く並びます。かわいらしいものから華やかなもの、落ち着いた表情のものまで同じ顔は一つとしてなく、それぞれに願いを込めた参拝者の個性が表れています。自分で完成させる楽しさに加え、奉納された鏡絵馬を眺めることも河合神社ならではの見どころです。
一般的な絵馬は願い事を書くことが中心ですが、鏡絵馬では自分自身を見つめ、なりたい姿を思い描きながら手を動かします。美しさを誰かと比べるのではなく、自分が願う姿を絵馬に表し、心とともに磨いていくことが鏡絵馬に込められた祈りです。河合神社を訪れた際には、玉依姫命への参拝とあわせて体験したい代表的な美麗祈願です。

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