御船形石 | 貴船神社 - 神社ファン

有名度

大関

貴船神社

きふねじんじゃ

京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

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御船形石

更新日:2026年7月9日

貴船神社創建伝承を今に伝える神聖な船形の霊石

御船形石(おふながたいし)は、貴船神社奥宮本殿の西側にある船の形をした霊石です。貴船神社の創建伝承を今に伝える重要な遺跡の一つとして大切に守られています。
社伝によると、神武天皇の母神である玉依姫命は、水源の地を求めて黄色い船に乗り、浪速から淀川、鴨川を経て貴船川をさかのぼり、この奥宮の地へたどり着いたと伝えられています。そして、水神を祀った後、乗ってきた船を人目に触れないよう小石で覆い隠したものが、現在の御船形石になったとされています。
御船形石
この伝承は、貴船神社の創建を語る上で欠かすことのできない物語であり、奥宮が貴船神社発祥の地とされる理由の一つにもなっています。
また、「貴船」という地名は、玉依姫命が乗ってきた「黄色い船(きいろいふね)」に由来するという説があります。一方で、「気生根(きふね)」と記し、生命力や気が生まれる場所を意味するという説も伝えられており、古くから神聖な水源地として信仰されてきました。
御船形石の上部
御船形石は、船にまつわる伝承から、古くは航海安全を願う人々の信仰を集めてきました。現在では旅行安全や交通安全、旅の無事を願う参拝者も多く、旅立ちの前に手を合わせる人の姿が見られます。
一見すると小石が積まれた場所のように見えますが、その下には貴船神社創建の伝承が受け継がれているとされる神聖な場所です。奥宮を参拝した際は、玉依姫命がこの地へたどり着いた物語に思いを馳せながら、静かに手を合わせてみてはいかがでしょうか。

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