有名度
横綱北野天満宮
きたのてんまんぐう
京都府京都市上京区馬喰町931
回廊
更新日:2026年7月7日
本殿を囲む国宝の回廊
北野天満宮の回廊は、三光門の両脇から本殿を囲むように東西へ延びています。回廊によって神域が区切られ、荘厳な空間がつくり出されています。現在の回廊は、1607年(慶長12年)に豊臣秀吉の遺命を受けた子・豊臣秀頼によって、本殿や楼門とともに造営されました。近世初期の神社建築を代表する貴重な遺構であり、現在は本殿などとともに国宝に指定されています。

軒下には金色に輝く吊り灯籠が数多く並び、回廊の美しさを引き立てています。灯籠を吊るす金具には三本爪の龍があしらわれ、細部まで意匠を凝らした桃山時代らしい華やかな装飾を見ることができます。
回廊の内部は土間となっており、西回廊ではお守りやお札、御朱印などの授与所として利用されています。参拝者の休憩スペースにもなっているため、建築を眺めながらゆっくりと境内の雰囲気を味わうことができます。
本殿や三光門に目が向きがちですが、回廊にも桃山時代の優れた建築技術や装飾が随所に残されています。参拝の際は、吊り灯籠や龍の金具など細部にも注目して歩いてみると、新たな魅力を発見できるでしょう。

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