名水 飛鳥井 | 白峯神宮 - 神社ファン

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白峯神宮

しらみねじんぐう

京都府京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町261

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名水 飛鳥井

更新日:2026年7月5日

『枕草子』にも記された京都を代表する名水

神門をくぐって右手にある手水舎には、「飛鳥井(あすかい)」と呼ばれる名水が湧いています。参拝前に手や口を清めるだけでなく、ご神水として多くの参拝者や地元の人々にも親しまれている白峯神宮を代表する名水です。
手水舎
飛鳥井は平安時代から名水として知られ、清少納言の『枕草子』第168段では、「井は、堀兼の井・走り井・山の井・飛鳥井・玉乃井・少将の井・櫻井・后町の井・千貫の井」と、九つの名井の一つに数えられています。そして、この九つの井戸の中で現在まで現存しているのは飛鳥井だけとされています。
白峯神宮は、藤原北家花山院流難波家の庶流である飛鳥井家の屋敷跡に創建された神社です。飛鳥井は屋敷時代から大切に守られてきた名水で、現在も絶えることなく清らかな水が湧き続けています。
名水 飛鳥井
飛鳥井の水は口当たりがまろやかなことで知られ、現在でも多くの人がご神水として持ち帰っています。2リットルのペットボトルも短時間で満たせるほど水量が豊富で、地元の人々の日常にも親しまれている京都屈指の名水です。
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飛鳥井は古くから歌人にも愛されてきました。百人一首の撰者として知られる藤原定家は、自撰歌集『拾遺愚草』の中で飛鳥井を詠み、白峯神宮宮司で歌人でもある西村尚氏も飛鳥井を題材にした和歌を残しています。その歌は手水舎近くの歌碑に刻まれており、名水とともに和歌の歴史にも触れることができます。
京都には数多くの名水がありますが、『枕草子』にも記され、平安時代から現在まで湧き続ける飛鳥井は、その歴史と文化を今に伝える京都を代表する名水の一つです。参拝の際は手水としてだけでなく、その由緒にもぜひ注目してみてください。
飛鳥井の和歌が書かれた石碑
白峯神宮には飛鳥井のほか、潜龍社に湧く「潜龍水」もあり、二つの名水を巡ることも参拝の楽しみの一つとなっています。

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