有名度
関脇多賀大社
たがたいしゃ
滋賀県犬上郡多賀町多賀604
寿命石
更新日:2025年11月15日
延命長寿を祈る霊験あらたかな石
本殿右側に祀られている寿命石は、延命長寿のご利益があるとされる霊石です。石垣に囲まれた中央に大きな石が安置され、その周りには参拝者が願いを書き記した白い小石が数多く敷かれています。
平家の南都焼討(なんとやきうち)により焼失した東大寺の復興事業の総責任者に任命された重源は、当時すでに高齢でした。この大仕事を成し遂げるため、重源はまず伊勢の神宮へ三度参り、続いて多賀大社に籠もって命の延長を祈ったと言われています。祈りの最終日、重源は虫食いの跡に「むしろ」という文字が現れた柏の葉を授かり、それによって20年分の命が与えられたことを悟りました。実際に重源はその後長く生き、東大寺の復興を成し遂げたと言われています。寿命石は、重源が延命の恵みを受けた時にゆかりのあった石です。柏の葉の神託で命が延びた故事にちなみ、昔から人々は白い小石に祈りを込めてこの石に願をかけてきました。


柏の木と神紋
「寿命石」と書かれた石碑の裏側にもご注目ください。柏の木が植えられています。寿命石の上で柏の葉に記された寿命を賜ったという古事にのっとり、植樹されたものです。多賀大社の神紋の一つ「虫くい折れ柏紋」は、この伝承が由来となっています。この記事を0人の方がいいねといっています
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