さざれ石 | 多賀大社 - 神社ファン

有名度

関脇

多賀大社

たがたいしゃ

滋賀県犬上郡多賀町多賀604

さざれ石

更新日:2025年11月15日

国歌に詠われた神聖な石

多賀大社の境内には、日本の国歌「君が代」に詠われているさざれ石を見ることができます。岐阜県揖斐川町(旧春日村)で産出されたもので、小林宗一翁によって最初に発見されました。さざれ石は学術的には石灰質角礫岩と呼ばれる石です。石灰が雨水に溶けて粘着力のある乳状液となり、長い年月をかけて小さな石の欠片を集結させ、次第に成長して大きな岩となったものです。小さな石が時を経て巌(いわお)へと育つ姿から、神々の魂が宿る神聖な石として古来より崇められてきました。その歴史は古く、平安時代前期には既に発見されていたと伝わります。
さざれ石
君が代の原型は、10世紀に編纂された勅撰和歌集「古今和歌集」に収められた和歌です。読人知らずの短歌「我君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」をもとに、後に一部が改められて現在の国歌となりました。この歌では、さざれ石が「小石が成長して大岩となり、それに苔が生えるまで」という果てしない悠久の時を表しています。天皇の御代の繁栄を寿ぎ祈る内容で、国民が協力し団結して国が発展していくようにという願いが込められているとも解釈されています。

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