拝殿・本殿・御祭神・ご利益 | 多賀大社 - 神社ファン

有名度

関脇

多賀大社

たがたいしゃ

滋賀県犬上郡多賀町多賀604

拝殿・本殿・御祭神・ご利益

更新日:2025年11月15日

厳かな雰囲気の社殿

太閤橋を渡り御神門をくぐった先に建つのは拝殿です。その後方には神楽殿、幣殿、本殿が順に並んでいます。これらの社殿は1933年(昭和8年)に造営されたもので、2006年(平成18年)には、拝殿、幣殿、本殿が多賀町の文化財に指定されました。
拝殿
拝殿は入母屋造、妻入の建築様式で、間口五間二尺、奥行三間四尺、屋根は檜皮葺き、正面には千鳥破風が設けられています。両側からは、東袖廻廊、西袖廻廊が左右に延びており、それぞれ十三間三尺の長さがあります。
破風板の拝みには猪目懸魚が施され、破風板、鬼瓦、鳥衾には三つ巴の紋が見られるのが特徴です。各所には鮮やかな飾り金具が付けられています。
拝殿 斜め
拝殿の奥には神楽殿、幣殿が配され、さらにその後方に本殿が鎮座します。本殿は三間社流造の構造で、間口三間五尺、奥行三間四尺、向拝一間を持ち、屋根は檜皮葺きです。屋根には千木や鰹木を確認できます。拝殿の脇から奥へ回り込めば、塀越しにその姿を確認することが可能です。
幣殿・本殿

御祭神・ご利益

御祭神は伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の二柱で、『古事記』によればこの神々は日本の国土と八百万の神々をお生みになったと伝えられています。生命の根源を司る「いのちの親神様」として崇敬され、伊勢神宮との縁を詠んだ「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」という俗謡も残されています。
多賀大社の主なご利益は、まず延命長寿です。御祭神が生命を生み出した神であることから、古来より長寿や健康を願う信仰が篤く、「寿命石」や「お多賀杓子」など長寿祈願にちなむ信仰物が数多く残されています。次に縁結びのご利益が挙げられます。夫婦神をお祀りしていることから、良縁・結婚・家庭円満・子孫繁栄を願う人々の信仰が厚く、男女の縁のみならず、人間関係全般を良くする神としても信じられています。また、厄除け・災難除け、病気平癒・健康祈願の神としても知られ、古くから武家や庶民に至るまで広く信仰されてきました。特に病を癒し、健康を保つご加護を求めて多くの参拝者が訪れます。
御祭神の伊邪那岐大神と伊邪那美大神

青銅の灯篭

拝殿前に置かれている2対の青銅の灯篭にもご注目ください。これは7代藩主井伊直該が寄進したものです。2017年に放送されたNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に登場する井伊家と多賀大社は縁が深いことでも知られています。江戸時代の造営事業において、相当の修復費用を奉納した記録も残されており、多賀大社に対する井伊家の篤い信仰を今に伝えています。
拝殿前の青銅の灯篭

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