御船磐座・恵比寿像と大黒像・高山土公神陵 | 椿大神社 - 神社ファン

有名度

関脇

椿大神社

つばきおおかみやしろ

三重県鈴鹿市山本町1871

御船磐座・恵比寿像と大黒像・高山土公神陵

更新日:2026年5月1日

御船磐座

椿大神社(三重県鈴鹿市)の境内にある御船磐座(みふねのいわくら)は、瓊々杵尊らの御船が到着したと伝えられる神跡です。謡曲「鈿女(うずめ)」にも詠まれており、二の鳥居と三の鳥居の中間、参道左手に位置しています。また高山土公神陵の南手前にあり、「御船石座」とも表記されます。
椿大神社 御船磐座の鳥居
御船磐座は古代の磐座信仰に基づく祭祀跡で、中心に三つの小石が据えられ、その手前の空間は玉砂利で整えられています。さらに周囲は二重の環状列石によって囲まれる配石構造となっています。中央の三石は、中央が猿田彦大神、左が瓊々杵尊、右が栲幡千々姫命に対応する降臨石とされています。
椿大神社 御船磐座
伝承では、猿田彦大神が天津神を高天原からこの地へ導き、御船を繋いだ場所とされるほか、入道ヶ嶽に祀られていた猿田彦大神を麓に移し、最初に社殿が設けられた場所ともいわれています。これらの由来から「天降石」の別称も伝えられています。いずれにしても、椿大神社の創建に関わる神跡として位置づけられています。
椿大神社 御船磐座 アップ

恵比寿像と大黒像

御船磐座近くの参道には、大黒天と恵比寿神が並んで祀られています。参道の脇に位置し、境内を進む中で目に入る場所にあります。
椿大神社 恵比寿像と大黒像舎
大黒天は頭巾をかぶり、右手に打出の小槌、左手に大きな袋を背負い、米俵の上に立つ姿で表されます。豊穣をもたらす神とされ、招福開運・五穀豊穣のご利益で知られています。
恵比寿神は右手に釣り竿、左手に鯛を抱えた姿で表され、漁の神として信仰されています。海の安全や大漁満船をもたらすとされ、航海安全・商売繁盛・敬愛富財のご利益で知られています。
椿大神社 恵比寿像と大黒像
椿大神社では、主祭神である猿田彦大神と同じく国津神に属する神々とされることから、これらの神が参道に祀られているのかもしれません。

高山土公神陵

参道途中、三の鳥居と四の鳥居の中間、参道左手に位置するのが高山土公神陵です。参道の中ほどにある前方後円墳で、猿田彦大神の御陵と伝えられる神跡です。
椿大神社 高山土公神陵 鳥居
この古墳は猿田彦大神の終焉の地にあたる御墓とされ、「土公神」は土地を司る神を意味し、猿田彦大神の神格を示す呼称の一つとされています。現在の山本神主家は、猿田彦大神直系と伝えられる神主家として、この御陵を守り続けているとされています。
椿大神社 高山土公神陵 石碑
神陵は玉垣に囲まれた区画として整備されており、内部は禁足地となっています。

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