神輿庫・神楽殿・宝物館・宝蔵庫 | 真清田神社 - 神社ファン

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真清田神社

ますみだじんじゃ

愛知県一宮市真清田1丁目2−1

神輿庫・神楽殿・宝物館・宝蔵庫

更新日:2026年4月28日

神輿庫

真清田神社の境内にある神輿庫(みこしこ)は、本殿に向かって左手に位置する建物で、祭礼で使用される神輿を収める施設です。
1945年(昭和20年)7月の空襲では焼失を免れ、戦後には一時的に拝殿として使用されていました。現在も正面左右に置かれた狛犬にその名残を見ることができます。
普段は扉が閉じられていますが、例祭である桃花祭の時期になると神輿がここから出され、神事の中心的な動きが始まります。
桃花祭では、神輿に御霊を遷して氏子地域を巡行する神幸祭が行われ、この神輿庫が、神様が神社の外へと出向く起点となる重要な施設となっています。普段近づくことはできず、境外から少し姿がみえます。
真清田神社 神輿庫 裏側

神楽殿

真清田神社の神楽殿(かぐらでん)は、拝殿に向かって北西の方角に位置する建物で、神楽や舞の奉納を行うための施設です。
1968年(昭和43年)に竣工し、同年には高松宮宣仁親王・同妃殿下が参拝・ご視察され、一対の釣灯籠が寄進されています。
神楽殿では、神様に舞や芸能を奉納する神楽が行われるほか、桃花祭などの祭礼でも使用され、境内の行事空間の中心の一つとなっています。祭礼時には多くの参拝者が見守る中で奉納が行われ、境内に賑わいが生まれます。
また、7月に行われる一宮七夕まつりの期間中にも境内で様々な催しが行われ、神楽殿はこうした行事と関わる場としても重要な役割を担っています。
真清田神社 神楽殿

宝物館

真清田神社の宝物館は、楼門をくぐって左手、三八稲荷神社の近くに位置する収蔵展示施設で、1989年(平成元年)に竣工した2階建ての建物です。
館内では、真清田神社に伝わる神宝や祭礼資料が保存・公開されており、1階には例祭・桃花祭の神輿渡御で使用される馬具「駄志」28基が展示されています。これらは戦災で多くが焼失した中で現存する貴重な資料で、祭礼文化の実態を今に伝える重要な展示となっています。
2階には社宝が展示され、順徳天皇奉納と伝わる舞楽面をはじめ、御膳台盤や御膳銅皿などが並びます。舞楽面12面、御膳台盤20枚、御膳銅皿25枚は重要文化財に指定されており、真清田神社の祭祀の格式と歴史の厚みを示す見どころです。
また、境内の手水舎で使われている吐水龍の実物が保管されていることでも知られ、境内の建築や祭礼とあわせて見ることで理解が深まります。
このように宝物館は、桃花祭の実物資料と重要文化財の社宝を同時に見ることができる施設であり、戦災を経て受け継がれた真清田神社の祭礼文化を体感できる見どころとなっています。
真清田神社 宝物館

宝物庫

宝物庫は、楼門をくぐって西側に位置する建物で、境内に伝わる神宝や祭礼資料を保管するための施設です。1945年(昭和20年)7月の空襲を免れた建物でもあります。宝物庫は、一般公開を目的とした宝物館とは異なり、通常は内部を拝観することはできません。舞楽面や祭礼道具、古文書などの貴重な神宝はここで保管・管理されており、その一部が宝物館で展示されています。宝物館が「見る場所」であるのに対し、宝物庫は神社の歴史と祭祀を支える「守る場所」としての役割を担っています。戦災によって多くの神宝が失われた中で、現存する資料は極めて貴重であり、宝物庫はそれらを後世へ伝えるための重要な保全拠点となっています。また、宝物館の設立には流出した神宝の収集・保存という目的もあり、宝物庫はそうした神宝の管理とも深く関わる施設となっています。
真清田神社 宝物庫

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