六末社 | 熱田神宮 - 神社ファン

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大関

熱田神宮

あつたじんぐう

愛知県名古屋市熱田区神宮一丁目1番1号

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六末社

更新日:2026年9月1日

「内天神社」の隣、文化殿の北側には、熱田神宮の末社6社が横一列に並ぶ「六末社(ろくまっしゃ)」があります。
乙子社・姉子神社・今彦神社・水向神社・素盞嗚神社・日長神社の6社で、いずれも日本武尊や尾張氏と深い関係を持つ神々が祀られています。
現在は同じ形をした小さな社殿が西向きに整然と並んでいます。かつての社殿は昭和20年(1945)の戦災で焼失し、昭和30年(1955)に再建されたと伝えられています。
熱田神宮 六末社の社殿の一つ

日本武尊と尾張氏に関係する6社

六末社に祀られているのは、次の神々です。
乙子社(おとごしゃ)の御祭神は弟彦連(おとひこのむらじ)。尾張氏につながる人物で、第15代尾張国造とされています。
姉子神社(あねごじんじゃ)の御祭神は宮簀媛命(みやすひめのみこと)。尾張氏の女性で、日本武尊の妃となり、熱田神宮の創祀にも深く関わった神です。
今彦神社(いまひこじんじゃ)の御祭神は建稲種命(たけいなだねのみこと)。宮簀媛命の兄で、日本武尊の東征に従ったと伝えられています。
水向神社(みかじんじゃ)の御祭神は弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)。日本武尊の妃で、東征の途中、荒れた海を鎮めるため自ら海へ身を投じたことで知られています
素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)の御祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)。八岐大蛇を退治し、その尾から現れた天叢雲剣を天照大神へ献上した神です。この剣が、のちに日本武尊が用いた草薙神剣とされています。
日長神社(ひながじんじゃ)の御祭神は日長命(ひながのみこと)。尾張氏につながる神で、知多半島の開拓に関わったと伝えられています。
六末社 全神社表札
6社を通して見ると、宮簀媛命や建稲種命をはじめとする尾張氏、日本武尊と弟橘媛命、さらに草薙神剣につながる素盞嗚尊と、熱田神宮の創祀や日本武尊の伝承に関係する神々が集められていることがわかります。

横一列に並ぶ6つの社殿

六末社の特徴は、同じ形をした6つの小さな社殿が横一列に並んでいることです。
一見しただけでは、どの社殿がどの神社なのかわかりにくいかもしれません。実際に参拝すると、それぞれの社殿には社名を書いた札が立てられているので、それを見ながら確認できます。ただし、札には御祭神の名前までは書かれていません。
六末社 全体
熱田神宮には数多くの摂社・末社がありますが、六末社は6つの社殿が同じ場所に整然と並ぶ独特の姿をしています。社殿を一つずつ見ながら御祭神をたどっていくと、日本武尊と尾張氏を中心とした熱田神宮の神々のつながりが見えてくるお社です。

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