有名度
関脇静岡浅間神社
しずおかせんげんじんじゃ
静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
玉鉾神社
更新日:2026年9月21日
国学の神をお祀りする神社
玉鉾神社(たまぼこじんじゃ)は、神部神社・浅間神社の本殿北側にひっそりと鎮座する境内社です。1876(明治9)年3月、静岡県内の神職が官許を得て創祀しました。御祭神は、国学の発展に大きな功績を残した羽倉東麿・岡部真渕・本居宣長・平田篤胤の「国学の四大人」です。
一般には荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤を国学の四大人と呼びますが、静岡浅間神社では羽倉東麿・岡部真渕・本居宣長・平田篤胤の名でお祀りされています。羽倉東麿は荷田春満、岡部真渕は賀茂真淵を指します。
現在の社殿にも興味深い歴史があります。かつての社殿は1940(昭和15)年に造営されましたが、1974(昭和49)年7月に静岡県中部を襲った「七夕豪雨」によって全壊しました。
その後、伊勢神宮の式年遷宮で役目を終えた御古材を賜り、1976(昭和51)年に現在の社殿が再建されました。静岡浅間神社には江戸時代後期の極彩色の社殿が数多く残されていますが、伊勢神宮の御古材によって再建された玉鉾神社は、それらとは異なる由緒を持っています。

毎年3月29日には玉鉾神社例祭が斎行されます。国学の四大人を祀る神社らしく、例祭では市内外から短歌が献詠され、多くの参列者を迎えて祭典が行われます。
明治時代に国学の四大人を祀るため創祀され、七夕豪雨による社殿の全壊を乗り越え、伊勢神宮の御古材によって再建された玉鉾神社。学業成就・合格祈願だけでなく、こうした社殿の歴史にも注目したい神社です。
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