神部神社・浅間神社 舞殿 | 静岡浅間神社 - 神社ファン

有名度

関脇

静岡浅間神社

しずおかせんげんじんじゃ

静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1

神部神社・浅間神社 舞殿

更新日:2025年7月12日

境内唯一のしらき造りの建物

神部神社と浅間神社の舞殿は、本瓦形銅板葺の屋根と入母屋造りが特徴の建造物です。桁行2間、梁間3間、1階建ての建物であり、四方に壁はなくどの方向からでも舞台を望むことができます。他の社殿類と同じく、江戸時代後期の大造営にて再建されました。
静岡浅間神社では総漆塗りで極彩色が豊かな社殿が多いのですが、この舞殿は唯一しらき造りの建物となっております。平和を象徴する獏や閑古鳥などの彫刻が立川一門によって施されており、廿日会祭の稚児舞や仲秋管絃祭などの神事はこちらの舞殿で行われます。1971年には国の重要文化財に指定されました。
神部神社・浅間神社 舞殿

観阿弥が舞った最後の場所

実は静岡浅間神社の舞殿は、観阿弥が舞った最後の場所として知られています。
観阿弥は南北朝時代から室町時代にかけて実在した能楽役者です。息子の世阿弥とともに能楽の始祖としても知られています。
1374年に室町幕府の3代将軍足利義満の前で獅子の舞を演じたことがきっかけで絶大な庇護を受け、現在まで伝わる能楽の源流を作り上げました。
有名になってからも田舎や山里などの様々な場所へ出向いて演じており、原点である大衆の存在を決して忘れなかったそうです。
1384年、当時駿河を治めていた今川氏の招きで、静岡浅間神社に舞を奉納しました。その舞台を終えた直後に52歳で死去したそうです。
観阿弥と世阿弥が礎を築いた能楽は、1957年には国の重要無形文化財に指定され、2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録されているなど、多くの人から親しまれています。
能面

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