神部神社・浅間神社 楼門 | 静岡浅間神社 - 神社ファン

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関脇

静岡浅間神社

しずおかせんげんじんじゃ

静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1

神部神社・浅間神社 楼門

更新日:2025年7月12日

2社合同の楼門

神部神社と浅間神社の楼門は、本瓦形銅板葺の屋根と入母屋造りが特徴の2社合同の建物です。
扁額には神部神社のことを指す「當國総社」と、浅間神社のことを指す「冨士新宮」両方の名前が掲げられています。
1816年に造営され、総漆塗で所々に金箔が使用されている大変豪華な楼門です。門の高さは15メートル、左右には神を守る随身が安置されています。他の社殿類と同じく、1971年に国の重要文化財に指定されました。
神部神社・浅間神社 楼門江戸村のとくぞう(Wikipedia CC 表示-継承 4.0)
現在、静岡浅間神社では「静岡浅間神社 平成令和の大改修」を行っております。楼門は2017年から2020年にかけて漆と彩色の塗り替え工事が行われ、現在は艶やかな楼門を見ることができます。

豪華絢爛な彫刻

楼門には立川流の彫刻が施されており、その数は総数111にも及ぶと言われています。特に有名なのは通路上に施されている、一際目立つ「水呑の龍」です。
境内にある叶え馬と同じ左甚五郎の作と言われており、金箔千枚が使用されている大変豪華な彫刻は、まさに圧巻の一言です。
水呑の龍
こちらの龍は安永の火災のときに、池の水を御殿にかけたという伝説が残されており、静岡浅間神社に伝わる七不思議のひとつに数えられています。
また、楼門の東西南北の4面に施された「虎の子渡し」も見どころのひとつと言えます。
虎の子渡しとは、「虎が3匹の子を生んだところ、その中の1匹はヒョウだった。ヒョウは他の2匹を食べようとするので、川を渡る際に親は子をヒョウと2匹だけにしないように苦労した」という中国のお話です。
虎の子渡し
上記の写真をご覧ください。背中に子供を乗せて川を渡る様子が描かれていますが、虎の目の色がうっすらと青く色付けされているのがわかりますか?
実は今回行われた大改修にて、ヒョウの目のみうっすらと青く色付けされていたことがわかりました。つまり、この絵に描かれているのは虎ではなくヒョウであり、実は母親もヒョウだったという訳です。
楼門にはその他にも鳳凰や麒麟などの鮮やかな彫刻が施されております。門をくぐる際にはぜひとも頭上の彫刻にも注目してみてください。

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