有名度
小結白浜神社(伊古奈比咩命神社)
しらはまじんじゃ(いこなひめじんじゃ)
静岡県下田市白浜2740
二十六社神社・十二明神社
更新日:2026年9月25日
26社合祀されているお社
拝殿に向かって左手、本殿へ続く参道入口の隣には、境内末社の二十六社神社が鎮座しています。覆屋の中に朱色の神明造のお社が建っており、少し狭く急な石段を上って参拝しますので、足元には注意してください。二十六社神社は、大正10年(1921)の御遷宮の際、それまで祀られていた26社を一つの社殿にまとめて奉斎したものです。
白浜神社にはかつて多くの社家があり、江戸時代には最大37家、明治時代にも原家以外に27家の社家が確認されています。こうした社家ではそれぞれ氏神が祀られており、大正時代の境内整備に伴って、それらの神々が二十六社神社に合祀されました。現在の小さなお社には、かつて白浜神社を支えた社家の信仰も受け継がれています。

少彦名命や天照皇大神をはじめ、木花開耶姫命、瀬織津姫命、倉稲魂命、大山祇神など、さまざまな神々が一つのお社に祀られているのが特徴です。
また、社殿正面には鶏と、その下で社殿を支える人物を表したような彫刻が施されています。参拝するときには、朱色の社殿だけでなく頭上の彫刻にも注目してみてください。
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旧鎮座地と伝わる「十二明神社」
白浜神社の境内から歩いて10分ほどの神明(かみあけ)には、境外末社の十二明神社が鎮座しています。現地案内板では、この神明の地を白浜神社の旧社地と伝えています。
Saigen Jiro (Wikipedia CC0)昭和18年(1943)刊行の『伊古奈比咩命神社』では、これらの神々と『三宅記』に登場する三嶋神の一族神との関係が考察されています。また、三嶋大社の摂末社との共通性も指摘され、神明の地と三嶋神の古い信仰との関係を考えるうえでも興味深いお社です。
現在の白浜神社から少し離れていますが、旧社地と伝わる場所に残された十二明神社は、白浜神社や三嶋神の古い信仰をたどるうえでも注目したい境外末社です。
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