本殿・御祭神・ご利益 | 来宮神社 - 神社ファン

有名度

関脇

来宮神社

きのみやじんじゃ

静岡県熱海市西山町43-1

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本殿・御祭神・ご利益

更新日:2026年9月23日

御祭神をお祀りする本殿

高さ6m近くある赤い鳥居をくぐり、竹林が生い茂る参道を進んだ先には、鮮やかな朱色の本殿が鎮座しています。
鳥居と社号標
本殿は流造、拝殿は入母屋造で、両者を幣殿でつなぐ権現造となっています。屋根の正面には千鳥破風が設けられ、向拝には唐破風を備えているのが特徴です。朱塗りの社殿にこうした意匠が加わり、来宮神社を代表する美しい社殿景観をつくり出しています。
拝殿全体
現在の本殿は1958年(昭和33年)に再建されたものです。かつての本殿は1932年(昭和7年)と1939年(昭和14年)に起こった2度の火災によって焼失しました。しかし、氏子や崇敬者からなる来宮神社再建奉賛会の尽力によって復興を果たしました。その後も幾度か改修が行われ、現在の姿となっています。
来宮神社 拝殿 斜め
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御祭神・ご利益

来宮神社は古くから来宮大明神と称され、熱海郷の地主神として信仰されてきました。現在の御祭神は、大己貴命(おおなもちのみこと)、五十猛命(いたけるのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)の3柱です。
来宮神社の創建時期は明らかではありませんが、大己貴命については、今から3000年以上前、国造りのために諸々の神々を率いて出雲から伊豆地方へ進出し、海と山に面し、温泉にも恵まれた熱海の地を気に入り、ここに住居を定めた際に祀られたと伝えられています。
日本武尊は、第12代景行天皇の御代に東征のため箱根路からこの地へ軍を進めた際、土地の人々をいたわり、産業を奨励した功績と武勲を称えて祀られたと伝えられています。
五十猛命が祀られたのは和銅3年(710)と伝えられています。同年6月15日、熱海湾で漁師が網を下ろしたところ、木像のようなものが網にかかりました。すると童子が現れて自らを五十猛命と名乗り、波の音が聞こえない場所にある7本の楠の洞に祀れば、村人だけでなくこの地を訪れる人々も守護すると告げたといいます。村人たちがその場所を探し当てたのが、現在の来宮神社が鎮座する西山の地であったと伝えられています。
拝殿内
この伝承にちなみ、現在も毎年7月には例大祭「こがし祭」が行われています。かつて海辺で神前に麦こがしを供えた故事が伝えられており、五十猛命の鎮座にまつわる信仰が現在まで受け継がれています。
大己貴命は営業繁盛・身体強健などの神、五十猛命は樹木と自然保護の神、日本武尊は武勇と決断の神として崇敬されています。来宮神社そのものも古くから「来福・縁起の神」として信仰を集めており、御祭神それぞれのご神徳とあわせて、「殖産興業」「縁結び」「禁酒」などのご利益で知られています。
来宮神社 由緒板
「縁結び」は本殿での御祈願だけでなく、境内にある3つの隠れハートを見つけると、その効果がさらに高まるともいわれています。
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また、来宮神社は古くから「禁酒」の神社としても有名です。「きのみや」を「忌の宮」と解し、酒などを断つ「断ち物」のご神徳があるとされてきました。そのため禁酒だけでなく、禁煙や禁賭博などを願う人々からも信仰を集めています。

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