筒粥神事 | 諏訪大社 下社春宮 - 神社ファン

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大関

諏訪大社 下社春宮

すわたいしゃ しもしゃはるみや

長野県諏訪郡下諏訪町193

筒粥神事

更新日:2025年7月7日

神粥炊上げの社殿

境内西側には筒粥殿と呼ばれる、扉がついた小さな社殿が建っています。毎年1月14日夜から15日の早朝にかけて、年の世相や農作物の豊凶を占う「筒粥神事」が行われる場所です。そこで占われた結果は正確であり「神占正に誤りなし」と言われ、諏訪の七不思議のひとつにあげられています。
筒粥殿
1月14日の夜半、神職8人が幣拝殿でお祓いをしたあと筒粥殿の中に入り、土間の中央にある円形のいろりをぐるりと囲むように座ります。このいろりは江戸時代初期のものと伝わるそうです。その後、大釜の中に米と小豆、アシの筒を入れて忌火を起こし、大祓の詞を10回唱えながら一晩中炊き続けます。15日の早朝は、大釜からアシの筒を取り出したあと1本ずつ小刀で割り、粥の入り具合や粥の出来具合で農作物の豊凶や世の中全般を占うそうです。時代によって、占う対象の作物の種類と品数は異なりますが、現在は43種の作物と世の中全般を1本、合計44本のアシの筒が使われています。
この占い結果は即公表され、希望すれば占い結果が書かれた紙も頂くことができます。

ご祭神不在で行われる神事

筒粥神事は、現在はご祭神の不在時に行われている神事です。ご祭神は8月1日から翌年の1月31日まで秋宮に遷座しており、2月1日に春宮にお戻りになります。そのため1月14日、15日の筒粥神事はご祭神が不在のまま行われています。
明治時代に旧暦から新暦に改暦された際、遷座祭は旧暦に合わせ、筒粥神事は新暦に合わせた為なのだそうです。
かつて旧暦が使用されていた時には1月1日に遷座祭が行われており、筒粥神事の際にはご祭神がいらっしゃいました。
長く受け継がれてきた神事も、この様に少しずつ時代に即した形に変化していくものかもしれません。

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