下馬橋 | 諏訪大社 下社春宮 - 神社ファン

有名度

大関

諏訪大社 下社春宮

すわたいしゃ しもしゃはるみや

長野県諏訪郡下諏訪町193

下馬橋

更新日:2025年7月7日

道路の中央に建つ橋

春宮社頭からまっすぐに伸びた道路は大門通りといい、かつては春宮専用道路でした。下社の大祝一族や多くの武将たちが流鏑馬を競った馬場でもあり、両側には木々が生い茂る道路だったと言われています。現在もその大門通りには下馬橋と呼ばれる屋根付きの反橋が建っており、当時の面影を忍ぶことができます。
下馬橋
別名「太鼓橋」とも呼ばれるその橋は、なんと道の中央に建っています。迂回するように道路が造られているため、初めて車で訪れた人は戸惑ってしまうかもしれません。1973年(昭和48年)には下諏訪町の有形文化財に指定された、大変貴重な建物です。
昔、春宮を参拝する際にはこの場所で駕籠や馬から下りなければなりませんでした。身分に関係なく、殿様でさえも下乗下馬しなければならず、それが下馬橋の名前の由来となっています。橋の下には御手洗川が流れており、参拝する人はそこで身を清めたそうです。
下馬橋は梁行3.25メートル、桁行9.95メートル、平面積32.3平方メートルで棟高は5.35メートルになります。室町時代の建立と伝わりますが、鎌倉時代の建築様式で建てられているのが特徴です。諏訪大社の中でも最も古い建物で、宮大工三井伝左衛門によって建てられました。1578年の造営帳に記載があり、また1736年から1740年の間に改修したとの記録も残っています。
1960年(昭和35年)にも改修されており、その際に檜皮葺きだった屋根は銅板葺に変更になり、損傷した橋の踏み板も取り替えられました。
現在は年に2度行われる遷座祭の行列のうち、神輿だけがこの橋を渡ることができます。

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