一龕龍王祠 | 戸隠神社 奥社 - 神社ファン

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大関

戸隠神社 奥社

とがくしじんじゃ おくしゃ

長野県長野市戸隠3690

一龕龍王祠

更新日:2025年7月5日

種池の主をお祀りする祠

参道入口の大鳥居をくぐった先、左手側には一龕龍王(いっかんりゅうおうし)の祠が鎮座しています。参道より一段高い場所にひっそりと佇む、苔むした祠です。趣のあるその姿は戸隠の歴史を感じさせてくれます。
一龕龍王の祠全体
この祠には、戸隠山からほど近くにある種池の主「一龕龍王」がお祀りされています。6月の巳の日には種池祭が開催され、一龕龍王祠と念仏池、種池にて程よく雨が降るよう雨乞が行われます。
一龕龍王の祠

親鸞聖人ゆかりの念仏池

念仏池は、奥社入口の大鳥居から車で3分ほど離れた場所にあります。澄んだ池の前には、小さな祠がお祀りされているのが特徴です。
1212年頃、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)が戸隠へ参拝に訪れました。その際に池の前で念仏を唱えたところ、まるで地底が沸き返るような、ふつふつと不思議な音をたてて水が湧いたのだそうです。その現象を「戸隠権現の霊験顕著」といたく感激した親鸞聖人は、この池を「念仏池」と名付けました。現在も念仏池では、池の底からふつふつと念仏を唱えるかのように水が湧き出ているそうです。

雨乞い信仰が残る種池

種池は、黒姫山の登山道沿いを20分ほど歩いた先に存在します。戸隠神社からは離れていますが、自然に囲まれた静かな場所ですので、お時間がある方は訪れてみることをおすすめします。水の湧出や流れ込む川もなく、また流出口もない不思議な池です。
種池
干ばつの時には種池の水を汲んで雨乞いをすると、その里に必ず雨が降るという伝承が残されているそうです。
とくに九頭龍社にお祀りされている九頭龍大神は、「水の神」「雨乞いの神」「農耕の神」として深く信仰を集めており、村の代表者は九頭龍大神に祈願してから種池より水を汲み、村にて降雨を祈ったと言われています。
現在も雨乞いのために訪れる信者の方が多くいらっしゃいます。種池からお水をいただき、戸隠神社にて祈願をしていただいた後、郷里の田んぼにそそぐとたちまち雨が降り注ぐのだそうです。

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