奥社 参道 | 戸隠神社 奥社 - 神社ファン

有名度

大関

戸隠神社 奥社

とがくしじんじゃ おくしゃ

長野県長野市戸隠3690

奥社 参道

更新日:2025年7月5日

豊かな自然を楽しめる参道

戸隠神社の奥社と九頭竜社に参拝するためには、約2キロにおよぶ参道を歩いて向かわなければなりません。車などの車両で乗り入れることはできませんのでご注意ください。片道40分ほどの道のりになりますので、運動靴などの履きなれた靴で行かれることをおすすめします。
奥宮までの参道

大鳥居

参道入口には1995年に建立された大鳥居があり、ここから先が神域となります。
大鳥居
手前に立っている石碑は下馬石と言い、馬や駕籠に乗っている人は必ずここで下りなければならなかったそうです。現在もこの先は車での通行はもちろん、ペットの立ち入りも禁止されています。
大鳥居アップ

さかさ川

また鳥居の近くには「さかさ川」と呼ばれる川が流れています。中社とは逆の方向に流れているのが特徴で、その後は鳥居川の源流となり千曲川へと合流するのだそうです。かつてはこの川で禊をしてから、参拝していたとも伝わります。さかさ川にはイワナが住んでおり、泳いでいる姿を確認することができます。
さかさ川

参道

大鳥居をくぐった後は、しばらく平坦な道が続きます。
大鳥居後の参道
参道脇には小川が流れており、まれに道がぬかるんでいる場所がありますのでご注意ください。参道を進むにつれて、少しずつ杉の木が増えていきます。
参道脇の小川

随身門

大鳥居から15分ほど歩くと随神門が見えてきます。ちょうど参道の中間地点にあたります。生い茂る緑の中に朱色の門が映えるその姿は、みどころのひとつと言えるでしょう。
また立春と立冬には、入口の鳥居から随神門の参道に沿って朝日が一直線上に昇るのだそうです。その光景は大変神秘的だと言われています。
参道上の随身門

杉並木

随神門を抜けた先には、樹齢400年以上の杉並木が続きます。両側に約80本ずつ植えられているのだそうです。中には根回りが5メートルの大木もあり、天をつくようにそびえ立つ光景はまさに圧巻の一言。神域に相応しい、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
巨大な杉並木
戸隠神社のなかで一番のみどころと言える杉並木の参道は、今から400年前に植樹されたと伝わります。戦国時代の戸隠は、川中島の戦いで前戦地帯となったため荒れ果てていたそうです。当時この地を治めていた上杉景勝が、朝鮮出兵から無事帰還できたことへのお礼として、再興に力を入れたと言われています。その際に多くの杉も寄進したのだそうです。その後、1611年には江戸幕府によって千石の戸隠神領が寄進され、1643年頃には松本藩主水野忠清が整備を行うなど、杉並木の参道は少しずつ整えられていきました。
また家康の側近である天海が「越後・信濃両国天台宗法度条々」を発給し、境内の伐採を禁止しました。豊かな自然がそのまま残されているのはそのためです。1973年には「古い時代のまま保存されている」ことが評価され、「戸隠神社奥社社叢」という名称で長野県の天然記念物に指定されました。
また2011年には遺伝子調査が行われ、杉並木の杉3本と中社にある三本杉のうち東側の杉、奥社本殿前の山王岩の杉が同じ遺伝子型であると判明しました。どれが母樹なのかは不明ですが、信仰に重要な場所へと意図的に挿木したのではないかと考えられています。
随身門後の杉並木

奥社前の石段

平坦な道が続いていましたが、杉並木を抜けた後から段々と勾配がきつくなります。
杉並木の先の石段
最後は自然石混じりのゴツゴツした石段を登ります。少し歩きにくく、滑りやすいため足元には十分注意してください。
この階段を上り切った先には、奥社と本殿が鎮座しています。
奥社前の石段

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