戸隠神社 太々神楽 | 戸隠神社 火之御子社 - 神社ファン

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大関

戸隠神社 火之御子社

とがくしじんじゃ ひのみこしゃ

長野県長野市戸隠2412

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戸隠神社 太々神楽

更新日:2025年7月5日

伝統ある神楽

年間を通じて数多くの行事が執り行われる戸隠神社では、それらと併せて太々神楽が奉納されます。あらゆる場面で奏上されており、諸祭はもちろん、希望による献奏神楽など、神様に願い事を伝える神事として年間70回ほど献奏されているのだそうです。
太々神楽の歴史は古く、1782年以前から行われてきたと言われています。明治時代の神仏分離により一時中断してしまいましたが、1879年(明治12年)に再開されて以降、現在まで途絶えることなく伝承されてきました。2015年には長野県の無形民俗文化財に指定された、伝統ある神楽です。

奏上される10座の舞

太々神楽には、全部で10種類の舞があります。
1番の「降神(こうじん)の舞」は、神事に先立ち神々を招き入れる舞です。別名「御神入(ごじんにゅ)の舞」とも呼ばれています。翁に扮した舞人が両手に狩衣の露紐を取り、その後幣(みてぐら)と榊の枝を持ちながら周囲に向かって神々の招来を乞い願うのだそうです。
2番の「水継(みずつぎ)の舞」は、降雨と五穀豊穣を祈る舞です。男女2神によって行われます。男神である水久万里神は大麻と鈴を持ち四方の罪と穢を祓い、女神である水波乃売神は長い柄杓と扇で四方の水瓶に天水を注ぎます。その後、水久万里神が安定した河川の流れと作物の豊穣を祈るのだそうです。
3番の「身滌(みそぎ)の舞」は、祓い清めの舞です。別名「笹の舞」とも呼ばれています。大釜で沸騰させた湯を笹の葉にふりかけることによって、自分自身と座を清めます。
4番の「巫女の舞」は、巫女が神鈴を振り神前を祓い清める舞です。
5番の「御返幣(ごへんべい)の舞」は、四武神によって周囲の邪神を平定する舞です。かつては「反閇の舞」とも言われていました。前段は矛、後段は太刀にて邪神をなぎ払うのだそうです。
6番の「吉備楽(きびがく)の舞」は、2人もしくは4人の巫女が国家安泰を祈願する舞です。「位の山」の唱歌と笛の音に合わせて祈願します。

7番の「三剣(さんけん)の舞」では武人3人によって、最初に笹と鈴、その後に剣を抜いて邪をなぎ払います。その姿は豪快勇壮であり、修験道の精神を最もよく表している舞だと言われています。
8番の「弓矢の舞」は、武人2人が弓矢で邪を射止める舞です。随身装束をまとい、優美典雅に、時に激しく舞を舞います。別名「随身の舞」とも呼ばれています。
9番の「岩戸開きの舞」は、戸隠神社に最も縁のある舞です。天照大神が隠れた岩戸を天手力雄命が引き開ける、「天岩戸開き神事」にちなんだ舞が奏上されます。
10番の「直会の舞」は、岩戸から天照大神が現れ、世の中が再び光に包まれたことに対し喜びを表す舞です。巫女が鈴と扇を持ち、夜明けを告げる長鳴鶏を表現した舞いを舞います。また「直会」は、祭りなどの特別な時間から普段の生活への時間へと戻る意味があるそうです。この舞をもって太々神楽は終了となります。

拝観について

太々神楽は、基本的に自由に拝観することができます。事前予約も必要なく、拝観料もかかりません。例外として、昇殿をご希望の場合は事前に問い合わせが必要になります。公式サイトにて献奏スケジュールを確認してからご参拝ください。献奏時間は、ご祈願や神事も含め1時間半から2時間ほどかかります。献奏中の社殿への出入りと、写真やビデオ撮影、録音は禁止されていますのでご注意ください。

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