鳥居・境内 | 気多大社 - 神社ファン

有名度

小結

気多大社

けたたいしゃ

石川県羽咋市寺家町ク1

😞 🙁 😐 🙂 😄

鳥居・境内

更新日:2026年9月18日

海から続く参道と歴史ある境内

気多大社の境内は約3万坪の広さを誇り、背後には国指定天然記念物の「入らずの森」が広がっています。2,100年以上の歴史を持つとされる境内には、本殿・拝殿・神門・摂社若宮神社本殿・摂社白山神社本殿の5棟の国指定重要文化財をはじめ、石川県指定文化財の随身門や神庫など、長い歴史を伝える建築物が数多く残されています。
気多大社 二の鳥居
現在、気多大社の境内入口で参拝者を迎えるのが二の鳥居です。木造の両部鳥居で、2本の主柱の前後に控柱を備えています。控柱には八角形の柱が用いられ、中央には「氣多大社」と記された扁額が掲げられています。鳥居の先には木々に囲まれた参道がまっすぐに延び、神門を経て社殿の並ぶ境内中心部へと続いています。
気多大社 一の鳥居Saigen Jiro (wikipedia CC0)
現在は二の鳥居が入口となっていますが、かつてはここから約450m離れた日本海側にも一の鳥居が建っていました。1935年(昭和10)に建立された鉄筋コンクリート製の大鳥居で、高さ約10m、幅約9mという大きさを誇りました。海岸と気多大社を結ぶ市道上にそびえ、海側から神域へと向かう参道の入口として長年親しまれてきました。
しかし、海に近い場所に建つ一の鳥居は長年にわたる風雨などによって老朽化が進み、地元からも安全対策を求める声が上がるようになります。2021年(令和3)5月には鳥居上部のコンクリートの一部が剥落していることが確認され、鳥居の下を通る市道が通行止めとなりました。その後、安全確保のため撤去が決まり、清祓式が行われたのち、同月中に一の鳥居は姿を消しました。現在、一の鳥居は残っていません。
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二の鳥居をくぐった先には、室町時代から江戸時代にかけて造営された社殿が点在しています。なかでも神門は桃山時代の建立とされ、本殿は江戸時代後期の1787年(天明7)に再建されたものです。本殿の周囲には摂社の若宮神社や白山神社も鎮座し、それぞれ異なる時代の建築を見ることができます。
気多大社 二の鳥居の先の参道
さらに社殿の背後には、約2万6千平方メートルに及ぶ「入らずの森」が広がっています。古くから神聖な場所として守られてきた社叢で、1967年(昭和42)に「気多神社社叢」として国の天然記念物に指定されました。鳥居から参道、歴史ある社殿、そして深い森へと続く景観は、気多大社の長い歴史と神域の広がりを感じさせます。

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