鎌倉宮のシンボル「獅子頭」 | 鎌倉宮 - 神社ファン

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神奈川県鎌倉市二階堂154

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鎌倉宮のシンボル「獅子頭」

更新日:2026年8月28日

獅子頭守

鎌倉宮の境内を歩いていると、さまざまな場所で目にするのが「獅子頭」です。授与品としてだけでなく、手水舎にも数多くの獅子頭が並び、現在では鎌倉宮を象徴する存在となっています。
なぜ鎌倉宮にこれほど獅子頭があるのか。その由来は、御祭神である護良親王にあります。
拝殿の獅子頭
護良親王は戦いに臨む際、兜の中に獅子頭のお守りを忍ばせていたと伝えられています。獅子には邪気を祓い、悪いものを食べて幸せを招く力があるとされ、護良親王は獅子頭を身につけて戦いに臨みました。
この故事にちなんで鎌倉宮では「獅子頭守」が授与されています。一般的な袋型のお守りとは異なり、獅子の頭そのものをかたどった姿が特徴です。厄を食べて幸せを招くとされ、厄除けや幸運招来のお守りとして授与されています。
獅子頭守
獅子頭は単なる縁起物ではなく、御祭神である護良親王の伝承を目に見える形で現在に伝えているものです。鎌倉宮を参拝する際には、まずこの由来を知っておくと、境内のあちこちで出会う獅子頭の意味がよく分かります。
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獅子頭があふれる「獅子頭手水」

なかでも印象的なのが、拝殿へ向かう途中にある手水舎です。
手水舎には大小さまざまな獅子頭が所狭しと並べられています。手水鉢の周囲からこちらを向く無数の獅子頭は一度見たら忘れにくい光景で、「獅子頭手水」と呼ばれ、鎌倉宮を代表する撮影スポットのひとつになっています。
獅子頭と手水舎
しかし、この光景は昔からあったものではありません。
きっかけとなったのは新型コロナウイルス感染症の流行でした。感染防止のため手水舎を使用できなくなった際、神職の方が、悪いものや良くないものをきれいさっぱり食べてくれる獅子頭なら、手水舎に代わる役割を果たせるのではないかと考え、獅子頭を集めたことから始まったとされています。
横方向からの獅子頭と手水舎
本来、手水舎は参拝前に手や口を清める場所です。その手水が使えない状況で、厄を食べてくれるとされる鎌倉宮の獅子頭を並べるという発想から生まれたのが、現在の獅子頭手水でした。
一体一体をよく見ると獅子頭にはそれぞれ表情があり、たくさんの獅子が一斉にこちらを向く姿には独特の迫力があります。写真だけでも目を引きますが、護良親王が兜に獅子頭のお守りを忍ばせていたという故事を知れば、単に珍しい手水舎ではないことが分かります。
鎌倉宮 吊るされた獅子頭
護良親王を守ったと伝えられる獅子頭が鎌倉宮のお守りとなり、その獅子頭が時代を経て手水舎にも並ぶようになりました。御祭神の故事から生まれた信仰が、現在の境内を代表する光景へとつながっているところが、獅子頭手水の大きな見どころです。
境内では手水舎以外でも獅子頭を見つけることができます。参拝の際には獅子頭手水だけを撮影して終わるのではなく、境内にいる獅子頭を探しながら歩いてみるのも鎌倉宮ならではの楽しみ方です。

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