有名度
大関箱根神社
はこねじんじゃ
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
けけら木・姫沙羅純林
更新日:2026年8月27日
湖のこころ木・けけら木(御神木)
「けけら木」とは、芦ノ湖の湖底に沈む湖底木のひとつです。巨大地震によって陸上から芦ノ湖へ滑り落ちた樹木とされ、湖底には現在もこうした樹木が残されています。そのなかでもけけら木は、かつて「伊豆・駿河・相模」の界域を示す木であったとされ、箱根神社の縁起には「目代木」の名で記されています。
鎌倉幕府3代将軍・源実朝も、箱根神社への「二所詣」の際にけけら木を和歌に詠んでいます。「たまくしげ 箱根のみうみ けけれあれや ふた国かけて なかにたゆたふ」と詠み、湖中に浮かぶけけら木の姿を歌に残しました。箱根神社と鎌倉幕府との深い関係を伝える存在でもあります。

九頭龍神は現在、縁結びの神としても篤く信仰されています。その九頭龍神の由縁につながる木であることから、けけら木も御神木として大切にされています。芦ノ湖の歴史と箱根神社の信仰、さらに九頭龍神の伝承までを結びつける、箱根神社ならではの御神木です
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県の天然記念物・姫沙羅純林
御社殿の裏山には、姫沙羅(ヒメシャラ)の純林が広がっています。姫沙羅はツバキ科ナツツバキ属の樹木で、高さは約25m、幹の太さは直径30cm前後。すべすべとした赤褐色の幹が特徴で、初夏になると小さな白い花を咲かせます。箱根神社の裏山には125本もの姫沙羅が群生しています。これほどまとまった姫沙羅の純林は貴重で、本州最北の群生林として神奈川県の天然記念物に指定されています。1本の巨木が天然記念物となっているのではなく、御社殿の背後に広がる姫沙羅の林そのものが大切に守られているのが特徴です。
姫沙羅は箱根山原生林を代表する樹木でもあります。こうした箱根との深い関わりから、町制施行10周年を記念して、1973(昭和48)年には「箱根町の木」に制定されました。

今回増やしたのは主に3か所です。けけら木では「芦ノ湖を象徴する存在」「源実朝と箱根神社・鎌倉幕府との関係」「芦ノ湖・箱根神社・九頭龍神を結ぶ御神木」という意味づけを補強。姫沙羅では、125本の林全体が天然記念物であることの見どころを少し丁寧に説明しました。
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