平和の鳥居 | 箱根神社 - 神社ファン

有名度

大関

箱根神社

はこねじんじゃ

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1

😞 🙁 😐 🙂 😄

平和の鳥居

更新日:2026年8月27日

芦ノ湖に立つ箱根の象徴・平和の鳥居

芦ノ湖の水辺に建つ朱塗りの「平和の鳥居」は、箱根神社を代表する景観の一つです。湖と山々を背景に立つ姿は箱根を象徴する風景として知られ、現在では国内外から多くの参拝者が訪れる人気の撮影スポットにもなっています。
平和の鳥居が建立されたのは1952年(昭和27年)。上皇陛下の立太子礼と、日本の独立につながるサンフランシスコ講和条約の締結を奉祝記念して建てられました。
芦ノ湖から見た平和の鳥居
箱根神社の鳥居は明神鳥居を基本としていますが、平和の鳥居だけは本柱の前後を稚児柱で支える「両部鳥居」です。
また、平和の鳥居は単独で湖畔に建っているのではなく、芦ノ湖から御本殿へ向かう参道上に位置しています。鳥居から陸側を見ると、その先には杉の大木に囲まれた参道が続き、御本殿までほぼ一直線につながっています。

「平和」の名は吉田茂元首相が揮毫した扁額から

建立当初から「平和の鳥居」と呼ばれていたわけではありません。
1964年(昭和39年)、箱根神社の御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念して、鳥居に「平和」と記された扁額が掲げられました。
揮毫したのは、サンフランシスコ講和条約に全権特命大使として調印した吉田茂元首相です。この扁額が掲げられて以降、「平和の鳥居」の名で親しまれるようになりました。
平和の鳥居の扁額
ただし、「平和」の扁額が向いているのは芦ノ湖側です。そのため陸上から鳥居を見ても文字を確認することはできません。芦ノ湖の遊覧船や観光船など湖上から眺めると、陸側からとは異なる鳥居の姿とともに「平和」の文字を見ることができます。
湖上からは、平和の鳥居と芦ノ湖、その背後に広がる箱根の山々を一望できます。天候に恵まれれば富士山まで望める、箱根を代表する景観の一つです。
スポンサーリンク

撮影するなら早い時間帯がおすすめ

平和の鳥居は、鳥居の真下まで進み、芦ノ湖を背景に写真を撮影できることから非常に人気があります。
休日や観光シーズンには撮影を待つ長い列ができ、混雑状況によっては1時間以上待つこともあります。特にゴールデンウィークや連休などは、朝の時間帯でもすでに行列ができている場合があります。
撮影スポットの平和の鳥居
比較的撮影しやすいのは早い時間帯ですが、繁忙期は早朝だから必ず空いているとは限りません。平和の鳥居での撮影を目的に訪れる場合は、できるだけ早めに向かい、時間にも余裕を持っておくのがおすすめです。
撮影の列が長い場合は、鳥居そのものだけでなく、湖畔や遊覧船など場所を変えて眺めてみるのもよいでしょう。見る方向によって異なる表情を楽しめるのも、芦ノ湖上に建つ平和の鳥居ならではです。

舟庫と太鼓橋

平和の鳥居から湖畔沿いの遊歩道を第三鳥居方面へ進むと、朱塗りの舟庫と太鼓橋があります。
舟庫と太鼓橋は、1993年(平成5年)、皇太子殿下(今上陛下)の御成婚を奉祝し、第一鳥居とともに新築されたものです。
毎年7月31日に行われる箱根神社の「湖水祭」では、御供船などが芦ノ湖へと出船し、平和の鳥居前の湖上を経て湖心の祭場へ向かいます。
太鼓橋
現在では撮影スポットとして特に有名になった平和の鳥居ですが、その由来をたどれば日本の独立と平和への願いを記念して建立された鳥居であり、現在も箱根神社の祭祀と芦ノ湖を結ぶ場所でもあります。写真を撮るだけでなく、建立の歴史や湖上から見える「平和」の扁額にも注目してみてください。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

箱根神社の人気記事