有名度
大関寒川神社
さむかわじんじゃ
神奈川県寒川町宮山3916
神嶽山神苑
更新日:2025年6月19日
日本庭園・神嶽山神苑
御社殿の裏手にある神嶽山神苑(かんたけやましんえん)は、裏参拝所や末社御祖神社、茶屋、資料館が併設されています。以前は禁足地でしたが、僧侶で庭園デザイナーの枡野俊明が設計し、池泉回遊式の日本庭園として2009年に「神嶽山神苑」」として、御祈祷を受けた方と、その同行者が入苑可能になりました。苑内はとても風情があり、いかにも運気の良い空気が漂っています。寒川神社に来たら一度は入苑して頂きたいパワースポットです。

風情ある外門
神嶽山神苑へ入る外門は御本殿の左手側、神社の出入り口より奥になるため、外庭や内庭に比べ参拝者が少なめです。
手水舎と手水鉢
「神嶽山」の扁額が架かる外門をくぐると、すぐ前に手水舎が現れます。

八方除けの御利益がある浄め土
手水舎の後ろには、浄め土が用意されています。御祈祷授与品にも含まれていますが、受付で申し出れば授与していただくこともできます。その際は志をお渡ししましょう。
神聖な泉・難波の小池
御本殿の真裏に位置する、寒川神社の起源に深く関わりがあると言われている神聖な泉です。苑内に入ったらまず手水舎で手を浄め、こちらにお参りします。毎年1月2日には、池の水を竹筒に汲み、神前にお供えしたのち境内に撒き邪気を払う追儺祭が行われています。大変特別な場所のため、写真撮影はできません。
神苑の参拝場・裏参拝所
裏参拝所では、神嶽山を通して寒川大明神を拝する場所です。心穏やかにし、手を合わせ合掌しましょう。
結界の意味を持つ内門
裏参拝所の先にある内門は、「難波の小池」や「裏参拝所」がある神聖な場所と、池泉回遊式庭園の境にあります。茶の湯の世界には、さまざまな価値を表す「真・行・草」という概念がありますが、この門は神聖な場所である「真」と、俗世である「草」の結界という意味を持っています。
八方除の精気が漂う八氣の泉
内門の前にある、八方除の精気が漂う泉です。泉の真ん中には、陰陽の関係を現す基礎石が置かれており、ここから湧き水が流れ出ています。基礎石は手水鉢と同じく、旧三之鳥居の基礎石です。
神楽が奉納される石舞台
神苑の中ほどにある、四国産の庵治石で造られた舞台です。背の高い木々を背景に、池に浮かんでいるような舞台では、雅楽の演奏や神楽舞が奉納されます。雅楽や神楽舞は舞台前の歩道のほか、「茶屋 和楽亭」でも観覧可能です。奉納予定日は、公式SNSで確認できます。
毎月1日開席・茶室 直心庵
内門を左手に進んだ先に位置しています。切妻屋根と竹でできた梅見門と、腰掛待合のある本格的な茶室です。開席日である毎月1日には、風雅な庵で抹茶を頂くことができます。※2023・6月現在、感染症対策のため利用中止
末社 御祖神社
茶室 直心庵からさらに進んだ場所にあるのが、末社の御祖神社(みおやじんじゃ)があります。神嶽山神苑が整備されたタイミングで現在の場所に鎮座しました。
「神人和楽」を楽しむ・茶屋 和楽亭
神様と人が共に楽しむ「神人和楽」を堪能できる茶屋では、季節ごとの景色を前に、香り高い抹茶と、季節の和菓子を味わえます。
池のある庭側は一面ガラス張りになっているため、正面の石舞台がよく見えます。外の景色を眺めながらの頂く和菓子と抹茶はとても美味しく心が落ち着く空間です。

八方除けの歴史に触れる・方徳資料館
苑の右手奥にある、「八方除」をテーマにした資料館では、寒川神社と八方除信仰の歴史を学ぶことができます。
展示場の中央には、キトラ星宿図が描かれたドームや渾天儀が。となりには二挺天符式和時計が置かれています。1569(永禄12)年、武田信玄が小田原攻の際、寒川神社に奉納したと伝えられている「六十二間筋兜鉢・附金具残闕三種(ろくじゅうにけんすじかぶとばち・かなぐざんけつさんしゅ)」は、見どころのひとつです。また、細川半蔵作の「三極通儀」や天球儀、棟札なども展示されています。
来館者の目的や年齢層が幅広いため、すべての来館者に興味を持ってもらえるよう展示方法に工夫をしています。できるだけレプリカやジオラマ、映像を用い、展示・解説をビジュアル化。文字と写真からなる、大きな「見る年表」は必見です。また、展示物の文字がよく読めるよう、照明の当て方にも配慮されています。

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