有名度
大関寒川神社
さむかわじんじゃ
神奈川県高座郡寒川町宮山3916
さざれ石・君が代の碑
更新日:2026年8月26日
「君が代」に登場するさざれ石
外庭には、日本の国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」が置かれています。寒川神社のさざれ石は、岐阜県の伊吹山で産出したものです。「さざれ石」とは、もともと小さな石を意味する言葉です。寒川神社に置かれているものは、学名を「石灰質角礫岩」といい、石灰岩の小石が長い年月をかけて結び付き、大きな岩となったものです。
寒川神社に設置された説明板では、雨水によって石灰岩が溶解し、粘着力の強い乳状液が小石を凝結させながら次第に巨岩へ成長し、河川の浸食によって地表に露出した後に苔むしたものと説明されています。
小さな石が長い年月をかけて一つの大きな岩となる姿が、「君が代」の歌詞にある「さざれ石の巌となりて 苔のむすまで」につながります。
「君が代」のもとになった歌は、平安時代に編纂された『古今和歌集』に収められています。当時は現在の「君が代は」ではなく、「わが君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」と詠まれていました。
小さな石が集まって大きな巌となり、さらに苔が生えるほど長い年月が続くことにたとえて、末永い繁栄を願った歌です。寒川神社の説明板でも、さざれ石を「日本の国と国民が共に千代に栄える様願った慶賀の石」と紹介しています。
さざれ石は全国の神社などで見ることができますが、寒川神社では実物を見るだけでなく、すぐそばに「君が代」の碑も置かれているため、歌詞とのつながりが分かりやすくなっています。

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楽譜が刻まれた「君が代の碑」
さざれ石に向かって右側には、「君が代」の碑が建っています。注目したいのは、歌詞だけではなく楽譜まで刻まれていることです。「君が代」の歌碑自体は各地にありますが、寒川神社ではさざれ石と楽譜付きの碑を一緒に見ることができます。
実際のさざれ石を見たあとに碑を見ると、「さざれ石の巌となりて 苔のむすまで」という歌詞が、どのような自然の姿を表しているのかイメージしやすくなります。
普段は国歌の歌詞として耳にする「さざれ石」ですが、外庭ではその実物と「君が代」の碑を並んで見ることができます。御本殿へ向かうだけでは通り過ぎてしまいやすい場所なので、境内を巡る際には立ち寄ってみてください。

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