山ふたつ・木食上人行場窟・群猿奉賽像庚申塔 | 江島神社 - 神社ファン

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江島神社

えのしまじんじゃ

神奈川県藤沢市江の島2ー3ー8

山ふたつ・木食上人行場窟・群猿奉賽像庚申塔

更新日:2025年6月18日

山ふたつ・木食上人行場窟

「山ふたつ」は、江の島の海食洞の天井部が陥没した跡です。上から見ると、ちょうど江の島を二分するようにくびれていることから、そのように呼ばれています。
山ふたつ
昭和の風情あふれる通りを進んで行くと、左側に道路から張り出す展望台のようになっている場所が現れます。この場所が鑑賞スポット「山ふたつ眺め舞台」です。眼前には緑の木々が風に揺れる断崖。その間には青い相模湾が望めます。
谷底には五穀(米・麦・粟・キビ・豆)を断ち、木の実を食し修行をする木食行(もくじきぎょう)を行った人たちの生活の場、「木食上人行場窟(もくじきしょうにん)」という洞窟があります。足を運ぶことはできませんが、洞窟の中央には扁平石を組み合わせた高さ約1m・幅約8cmの石廊があり、石造阿弥陀如来の立像が安置されていたと伝えられています。
また「山ふたつ眺め舞台」の背後には、富士山や箱根の火山灰が堆積した関東ローム層が露出しています。この地層も江の島の歴史を感じるポイントです。

群猿奉賽像庚申塔

「山ふたつ」から奥津宮の方へ進んで行く途中、左にカーブした階段の踊り場に建っています。石塔は珍しい四角柱。
群猿奉賽像庚申塔
四面には、山王社の使者である猿が御本尊の山王神に奉賽している様子が掘られており、「見ざる」「聞かざる」「言わざる」をはじめ、棒乗りや綱渡り、扇を持って舞う烏帽子姿の猿など、36匹の猿を見ることができます。
はっきりした建立時期は不明ですが、江戸時代後期のものと考えられています。1963(昭和38)年に、藤沢市の指定文化財になりました。
群猿奉賽像庚申塔の猿の様子
庚申塔は他にも辺津宮から中津宮に向かう途中に猿田彦大神と書かれた庚申塔の碑があります。
庚申塔

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